【函館記念2022予想】荒れるハンデG3!サンレイポケットやスカーフェイスなど出走予定馬を考察

今週はサマー2000シリーズ第2弾となるハンデG3「函館記念」。例年波乱傾向にあるハンデ重賞ですが、果たして今年も荒れるのか?今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

サンレイポケット(牡7、高橋義忠厩舎)

前走の鳴尾記念・3着から駒を進めてきたサンレイポケット。目指していた宝塚記念は除外となってしまい、ここは仕切り直しの一戦となります。前走は中団追走からメンバー上がり最速33秒6の脚で伸びて3着、3走前の京都記念も上がり2位の33秒8の脚で3着と、勝ちきれてはいないものの末脚は堅実。直線の短い小回りコースということで基本的には前有利だが、このメンバーなら能力は最上位。2つ目の重賞タイトル奪取となるかに注目です。

スカーフェイス(牡6、橋田満厩舎)

前走大阪杯・6着から参戦するスカーフェイス。昨年は七夕賞で10着、11月の岸和田Sを勝利してようやくオープン入りを果たばかりの馬でしたが、今年に入ってからはチャレンジC・5着、中山金杯・2着、小倉大賞典・5着と重賞戦線でも善戦し、G1の大阪杯でも上がり最速タイの末脚で0秒5差の6着と着実に力をつけてきています。函館コースは初となりますが、ハーツクライ産駒は函館・札幌でもよく走るので、高い適性を示す可能性は十分。前が有利になりやすい函館の舞台をこなして悲願の重賞初制覇となるかに注目です。

マイネルウィルトス(牡6、宮徹厩舎)

前走目黒記念・2着から参戦するマイネルウィルトス。昨年のアルゼンチン共和国杯でも2着と長い距離で活躍が目立っていますが、福島民報杯・1着、札幌記念・4着などタフな2000mの舞台で好走しており、洋芝の好走実績がある点も好感が持てます。重賞初挑戦だった昨年の函館記念は8着に敗れていますが、以降はハイレベルなG2戦で好走を続けており、6歳を迎えて本格化を印象付けている今なら十分勝ち負けになるでしょう。