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【愛チャンピオンステークス2025】欧州の10ハロン路線の重要レース!シンエンペラーやドラクロワなど出走予定馬を考察

2025/09/08 22:06
【愛チャンピオンステークス2025】欧州の10ハロン路線の重要レース!シンエンペラーやドラクロワなど出走予定馬を考察

アイルランドの総決算と言えるレース「愛チャンピオンS」が14日、レパーズタウン競馬場で行われる。2015年の凱旋門賞を制したゴールデンホーン、2016年の勝ち馬ファウンド、同2着のハイランドリールなどこのレースから凱旋門賞へと向かって好走している馬も多く、凱旋門賞のステップとしても有力な一戦です。

シンエンペラー(牡4、矢作芳人厩舎)

前走のドバイシーマクラシック・7着から巻き返しを狙うシンエンペラー。積極的にハナを奪い、2番手にはドゥレッツァがつける展開に。向正面でレベルスロマンスに先頭を奪われるも、得意の先行策から粘り込みを図っていった積極性は好感が持てる競馬でした。ロングスパートタイプの同馬にとってはややペースがスロー過ぎた可能性も。昨年の愛チャンピオンSでも3着に好走しており、2連連続の参戦で、今年もここをステップに凱旋門賞へ向かう予定です。秋の世界ビッグタイトル挑戦へ向けて、ここも好走し弾みを付けたいとところでしょう。

ドラクロワ(牡3、A.オブライエン厩舎)

前走のインターナショナルS・2着から参戦するドラクロワ。スタートは五分でしたが、二の脚で食らいつき後方からの競馬を展開。経験のない高速ラップにも対応し、地力の高さのを見せつけてくれました。消耗戦寄りの展開で高いパフォーマンスを発揮するタイプで、前走の条件では致し方なかったでしょう。レパーズタウンの芝2000mは、この春に出走したG3・2戦で使われており、いずれも難なく快勝した舞台。コース適性は問題ありません。最後までしぶとく脚を使えるタフさがあり、消耗戦寄りの展開となればあさり勝ちきっても不思議ではありません。

アルマカム(牡4、E.ウォーカー厩舎)

前走のフォワ賞・3着から参戦するアルマカム。昨年はギヨームドルナノ賞・3着、ドラール賞・2着、今年4月のゴードンリチャーズS3着と重賞で好走を続けており、3走前のブリガディアジェラードを快勝して悲願の重賞初制覇を達成しました。レースでは最内枠から出てハナを奪い良いペースで逃げていくと、直線に入っても脚色は衰えず、残り3ハロンを切ったところでスパートをかけて控えた人気馬達を抑えて切る強い逃げ切り勝ちでした。以降も2000m以上の重賞で崩れておらず、安定した先行力で上位争いを演じています。連闘のため状態面はしっかりと注視する必要がありますが、好調キープなら今回も勝ち負けになるでしょう。

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