【ジャパンダートダービー2021予想】砂のダービー開催！ウェルドーンやスマッシャーなど出走予定馬を考察

7月14日（水）はいよいよ砂のダービー「ジャパンダートダービー」が大井競馬場で開催されます。羽田盃、東京ダービーに続く南関東三冠を締めくくる最終レースであり、地方・中央のどちらの馬にとっても重要な立ち位置となる一戦です。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップし、各馬を考察いたしました。

ウェルドーン（牝3、角田晃一厩舎）

前走の関東オークスを制し、重賞初制覇を果たしたウェルドーン。これまで1800mまでしか走ってこなかった馬でしたが、2100mの距離にも全く苦しむことなく前目で流れに乗り、直線は抜け出してあっさり2馬身差つける快勝でした。1勝クラス、鳳雛S、関東オークスと3連勝中の勢いもあり、牝馬初となるジャパンダートダービー制覇を目論みます。

スマッシャー（牡3、吉岡辰弥厩舎）

前走のユニコーンSを快勝し、重賞は初挑戦にして初制覇を果たしたスマッシャー。レースは中団から進め、直線は馬群を割って上がり最速の末脚で差し切り、7番人気の低評価を覆しました。ここ4戦連続で上がり最速をマークしており、どの位置取りでも折り合ってしっかり脚を溜めることが出来るのがこの馬の最大の魅力です。鞍上は昨年同レースをダノンファラオで制した坂井瑠星騎手と心強く、重賞連勝に期待がかかります。

リプレーザ（牡3、大根田裕厩舎）

前走の兵庫チャンピオンシップを制し、重賞初制覇を果たしたリプレーザ。先行してかつ上がり最速をマークして押し切る強い勝ちっぷりでした。3Fの距離延長を物ともせずに快勝していることからも、2000mはこなせそうな気配です。これまで6戦して芝2戦、ダート4戦で全戦馬券に絡んでおり、距離も1200～1800mと、幅広い適性を持っている点も好材料です。大井は初となりますが、一発があっても不思議ではない1頭です。