【JBCクラシック予想2021】ダート競馬の祭典!オメガパフュームやチュウワウィザードなど出走予定馬を考察

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全国の競馬場で持ち回り開催となるダート競馬のJBCクラシック。今年は11月3日に、2013年以来2度目となる金沢での開催となります。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので、各馬を考察していきたいと思います。

オメガパフューム(牡6、安田翔伍厩舎)

オメガパフュームはG1・4勝の全てが大井2000mというコース巧者。大井と比べて直線の短い金沢でどこまで差し込めるか。結果を出せていない小回りコースを克服できるかどうかが注目されます。また、JBCクラシックは今年で4年連続の参戦となりますが、過去3回はいずれも2着に惜敗しており、4度目で悲願のタイトル獲得なるかも注目されます。

チュウワウィザード(牡6、大久保龍厩舎)

一方のチュウワウィザードは浦和開催だった2019年のJBCクラシック覇者。こちらはオメガパフュームとは打って変わって脚質的に直線距離が短い浦和は合いそうな気配。前走の帝王賞では差し届かず6着に敗れましたが、コース適性のアドバンテージがあるここは展開さえ噛み合えば逆転があっても不思議はないでしょう。

カジノフォンテン(牡5歳、山下貴之厩舎)

上記2頭の激戦も見どころとなりそうですが、今年は3歳夏を超してからぐんぐん成長しているカジノフォンテンが2強の間に割って入る勢いです。前走の帝王賞では積極策でハナを奪い、自分のペースに持ち込みましたが、直線で失速し、自身初の二桁着順となる10着に敗れました。今年に入り川崎記念とかしわ記念を制した地方の雄が、前有利のコースを存分に生かして巻き返しを狙います。