【共同通信杯2022予想】3歳クラシックの登竜門！ダノンスコーピオンやジオグリフなど出走予定馬を考察

東京競馬の日曜メインはクラシックへと繋がる注目の一戦「共同通信杯」です。幾多のクラシックホースを輩出しているレースですが、今年もまた楽しみな馬が多数出走しております。今回は中でも人気が集まりそうな有力馬3頭をピックアップしてみました。

ダノンスコーピオン（牡3、安田隆行厩舎）

前走の朝日杯FS・3着のダノンスコーピオン。上位2頭との決め手の差が出た印象ですが、初めての緩みないペース、初の多頭数という中で勝ち馬と0.2秒差の3着は十分好内容。初黒星を喫して連勝の勢いは止まったものの、素質の高さは示してきました。2走前の萩Sで負かしたキラーアビリティは、次戦でホープフルSを制覇しており、対戦比較からもG1で戦える素質は十分ある1頭でしょう。2戦2勝の川田騎手との再コンビで、重賞初勝利を狙います。

ジオグリフ（牡3、木村哲也厩舎）

昨年の札幌2歳Sを制し、重賞初制覇を果たしたジオグリフ。その後の朝日杯FSでは直線外から目立つ勢いで追い込むも5着まで。スタートで後手に回ったことで後方過ぎる位置取りとなり、初のマイルで流れにも乗れなかった印象です。2戦2勝の1800mへ距離が戻る点はプラスで、広い東京コースで脚を溜める形ならしっかりと力を発揮できそうです。札幌2歳Sではノーステッキのまま2着を4馬身突き放しており、器は相当。得意の距離で逆襲を狙います。

アサヒ（牡3、金成貴史厩舎）

前走の東京スポーツ杯2歳S・2着のアサヒ。勝ち馬のイクイノックスに2馬身半差の完敗でしたが、直線で外に出すのにロスがあったこともありましたし、勝ち馬とは完成度の高さでも差があった印象です。ひと息入れて成長が促された今回はパフォーマンスも上がってきそうです。使える脚は長く折り合いの心配も無いタイプで、東京の1800mはベスト舞台。勝ち負けできるレベルなだけに、好勝負が期待できそうです。