【京都牝馬S予想2022】ヴィクトリアマイルへ繋がる重要な一戦!ギルデッドミラーやスカイグルーヴなど出走予定馬を考察

今週の阪神競馬の土曜メインは春の女王決定戦であるヴィクトリアマイルへ繋がる「京都牝馬S」です。2016年にマイルから1400mへと変わったことで近年は様々な路線から馬が出走しており、難解なメンバー構成となることも多い一戦です。今回は中でも人気が集まりそうな有力馬3頭をピックアップしてみました。

ギルデッドミラー(牝5、松永幹夫厩舎)

昨年の京都牝馬S・2着のギルデッドミラー。前走はマイルのターコイズSで、外枠から上手く折り合って直線上がって3着に好走。マイルでは本来の鋭さが発揮しきれなかった形で、やはりこの馬のベストは1400mという印象です。良績のある阪神コースに替わるのもプラスで、舞台の条件は好転します。昨年の雪辱戦を制して、重賞初制覇を決めたいところです。

スカイグルーヴ(牝5、木村哲也厩舎)

2020年の京成杯・2着馬スカイグルーヴ。クラシックを意識したローテーションでしたが折り合いに難しさが出て短距離へ。2走前に出走した1200mのしらかばSは忙しすぎた印象でしたが、前走1400mの白秋Sは直線余裕を持って抜け出して快勝しており、1400mは適距離の可能性が高そうです。父エピファネイア、母系はアドマイヤグルーヴという血統だけにこの路線は陣営としても想定外と思われますが、大きな舞台を期待したくなる良血馬です。

ロータスランド(牝5、辻野泰之厩舎)

昨年の関屋記念を制し、重賞初制覇を果たしたロータスランド。しかしその後は富士S・10着、マイルCS・12着とハイレベルなマイル重賞で惨敗。距離を1400mへ短縮して復権を狙います。先行力もある馬なので距離短縮はプラスに働きそうで、阪神コースも7戦して4勝、2着1回と好走率の高い舞台です。牝馬限定のG3なら実績上位は明らかですし、間隔を空けて心身がリフレッシュされた今回は復帰戦から勝ち負けが期待されます。