【みやこS予想2021】チャンピオンズCの前哨戦!クリンチャーやオーヴェルニュなど出走予定馬を考察
阪神競馬の日曜メインはダート1800mの重賞「みやこステークス」です。チャンピオンズCの前哨戦として行われる重要な位置付けのレースとなっており、秋のダート戦線を占う上で重要な一戦となります。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので、各馬を考察していきたいと思います。
クリンチャー(牡7、宮本博厩舎)
昨年のみやこSの覇者、クリンチャー。今年は初戦の佐賀記念を逃げ切り快勝し、続く名古屋大賞典を差し切り勝ち、前走は休み明けで挑んだ帝王賞でも3着好走と、7歳になっても充実の一途を辿っています。賞金不足でJBCへの出走を断念することになりましたが、ここを勝てばチャンピオンズC、そして東京大賞典へという道も見えてくるだけに、本気度は高いはずです。
オーヴェルニュ(牡5、西村真幸厩舎)
今年初戦の東海Sを快勝し、重賞初制覇を果たしたオーヴェルニュ。春初戦の平安Sも快勝し、左回りの重賞を2勝。特に平安Sは2着に6馬身差を付けてレコード勝ちと圧巻の内容でした。今回は右回りの阪神コースとなりますが、昨年末のベテルギウスSをはじめ3勝しており不安はなし。この後はチャンピオンズCを予定しており、G3戦のここは無様な競馬は見せられないところでしょう。
スワーヴアラミス(牡6、須貝尚介厩舎)
今年のエルムSを快勝し、重賞2勝目を果たしたスワーヴアラミス。昨年のマーチS快勝後は低迷が続いていましたが、夏はマリーンS、エルムSと連勝し、前走の白山大賞典は3着と走りに安定感が出てきました。昨年のみやこSは追走に手こずり2.2秒差の8着と大敗しましたが、2走前から着用のブリンカーも効いて本格化してきた今なら、昨年の雪辱を果たせる可能性は高そうです。