【みやこステークス予想2023】チャンピオンズCの前哨戦!セラフィックコールやウィリアムバローズなど出走予定馬を考察
京都競馬の日曜メインはダート1800mの重賞「みやこステークス」です。チャンピオンズCの前哨戦として行われる重要な位置付けのレースとなっており、秋のダート戦線を占う上で重要な一戦となります。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。
セラフィックコール(牡3、寺島良厩舎)
これまで4戦4勝と破竹の勢いで勝ち続けているセラフィックコール。前走の3勝クラス・JRAアニバーサリーではスタートで出遅れながらも、早めに押し上げて最後は後続に3馬身半をつける圧勝でした。4戦全て出遅れておりまだまだ荒削りな部分はありますが、全てで上がり3F最速をマークしており、決め手は上位。道中動いていける機動力もあり、阪神・東京・京都と舞台を問わず最後は伸びていける末脚の安定感も抜群です。重賞は初挑戦となりますが、まだ底は見せておらず、通用する可能性は高そうです。
ウィリアムバローズ(牡5、上村洋行厩舎)
昨年14着の雪辱を果たすべく参戦するウィリアムバローズ。昨年はハナをきって逃げてペースを落としていくも、後続にマークされて早めにペースを上げていく形となり、差しが届く展開となってしまいました。しかし、今年初戦のポルックスSでは逃げて2着、続くマークSでも番手追走から鼻差の2着に好走し、前走のラジオ日本賞では59kgを背負いながらも逃げ切っており、ダート中距離で安定した結果を出しています。昨年から着実に成長してき今なら、上位争いは必至でしょう。
ハピ(牡4、大久保龍厩舎)
昨年の4着馬ハピは今年も参戦。昨年はジャパンダートダービーでも4着に善戦し、12月のチャンピオンズCでも3着に好走と、ダートG1戦線でも活躍。1番人気に推された前走のラジオ日本賞では3着に敗れましたが、約6ヶ月の休み明けで前残りの展開という不利な条件の中で外から伸びての3着は負けて強しの内容と言って良いでしょう。今年もチャンピオンズCの前哨戦となるここで結果を出し、頂上決戦へ弾みを付けたいところでしょう。