【新潟ジャンプS予想2022】秋の障害G1を占う一戦！アサクサゲンキやゼノヴァースなど出走予定馬を考察

平地競走用の芝コースに可動式の置き障害を設置して行われる「新潟ジャンプステークス」が今週土曜、新潟の8Rで開催されます。秋の大一番である中山大障害へ大きな弾みをつけたい一戦で、秋の障害G1を占う上でも見逃せない一戦です。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

アサクサゲンキ（セ7、音無秀孝厩舎）

昨年の小倉サマージャンプの勝ち馬、アサクサゲンキ。今年はペガサスJSは2番人気で4着、前走の障害オープンで1番人気ながら9着と近2戦は崩れていますが、もともとは昨年障害オープンを連勝し、重賞も勝っている実績馬。また、近2戦はルーキー騎手の小牧加矢太騎手が手綱を握っていたということもあり、経験豊富な石神深一騎手へ乗り代わる点もプラスとなりそうです。1年ぶりの重賞Vとなるかに注目です。

ゼノヴァース（牡5、小林真也厩舎）

前走の東京ジャンプSで4着に善戦したゼノヴァース。2走前の新潟障害オープンでは直線で追い出されてから後続をあっという間に抜け出して快勝。勝ち時計3分5秒5はコースレコードで、重賞でも十分に通用するパフォーマンスでした。芝・ダートを走ってきた馬ということで、平地力も十分。2走前から手綱を握っている森一馬騎手との相性も良く、引き続き同騎手とのコンビなら信頼度も高いでしょう。

ケイティクレバー（牡7、清水英克厩舎）

前走の東京ジャンプSを勝利し、悲願の重賞初制覇を果たしたケイティクレバー。マイペースの逃げに持ち込むと、直線はメンバー上がり最速の脚を使って後続に6馬身差をつけてゴールと、二枚腰の競馬で完勝。もともと昨年春までは障害路線で活躍していた馬でしたが、約1年ぶりの復帰戦はダートの名古屋城Sで16着。復帰2戦目もダートのオープンでしたがここでも15着敗退。前走で再び障害へ戻し、約1年2ヶ月ぶりと久々の障害戦ながらも完勝の内容でした。やはり障害での安定感は抜群で、ここも制して重賞連勝となるかに注目です。