【クイーンS予想2025】夏の女王決定戦!アルジーヌやクリスマスパレードなど出走予定馬を考察

秋の牝馬重賞戦線を占う重要な一戦「クイーンステークス」が開催されます。例年レベルの高いメンバーが集結する「夏の女王決定戦」ですが、今年は一体どんな馬が揃ったのでしょうか。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。
アルジーヌ(牝5、中内田充厩舎)
前走のヴィクトリアマイル・4着から参戦するアルジーヌ。昨年のクイーンSで7番人気ながら3着に好走し、再び得意舞台へ駒を進めてきました。昨年は格上挑戦ながら55キロを背負って0.1秒差の接戦を演じ、その後ターコイズSを制覇。近走も阪神牝馬S・2着、ヴィクトリアマイル・4着と安定感は抜群です。川田将雅騎手との新コンビも魅力で、重賞2勝目へ向け視界は良好。心身ともに充実期に入り、ここでも主役を務める存在となります。
クリスマスパレード(牝4、加藤士津厩舎)
昨年の紫苑Sをコースレコードで制し、秋華賞でも5着に健闘したクリスマスパレード。これまで好走してきた右回りのツーターンコースに戻るのは好材料で、先行策からしぶとさを発揮できれば勝ち負けは可能でしょう。前走のヴィクトリアマイルは展開に泣いて9着に敗れましたが、中山牝馬Sでは勝ち馬と差のない3着と地力は健在。洋芝への適性が鍵となりそうですが、開幕週の高速馬場を味方につければ一変もあるでしょう。
レーゼドラマ(牝3、辻野泰之厩舎)
前走のオークスで16着に敗れたレーゼドラマ。秋を見据えて古馬との初対戦に挑みます。2走前のフラワーCでは早めに動いて先行勢をねじ伏せる横綱相撲を披露し、タフな流れを押し切る優秀な内容でした。ゆりかもめ賞は瞬発力勝負で敗れましたが、持久力勝負なら見直せる1頭です。今回は斤量53キロに加え、2週連続で重賞を制しているキング騎手が手綱を取ります。展開次第では一気の浮上もあり得る存在でしょう。

