【ラジオNIKKEI賞2024予想】3歳初のハンデ重賞!ミナデオロやシリウスコルトなど出走予定馬を考察

今週からは福島競馬が開幕。開幕週を飾る重賞は3歳馬ハンデ重賞「ラジオ日経賞」です。3歳限定の重賞でただ一つのハンデ戦という珍しい条件の中、例年様々な路線から色んなメンバーが出走するため、メンバー構成もレースの予想も難解な一戦として知られております。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

ミナデオロ(牡3、藤原英昭厩舎)

前走の白百合S・1着から参戦するミナデオロ。レースは大外枠から積極的に先手を取ってハナを切ると、前半1000m通過を60秒9のスローペースに落とし込み、上がり3Fを33秒7でまとめて見事に逃げ切り勝ち果たしました。展開が向いたとは言え、自信を持った積極的な騎乗で危なげなく逃げ切ったのは高く評価できる。初勝利までは6戦を要しましたが、前走の未勝利勝ちから一気の連勝で初オープン勝ちを果たし、レースぶりも良くなってきています。勢いそのままに重賞初制覇も十分期待できそうです。

シリウスコルト(牡3、宗像義忠厩舎)

前走の皐月賞・14着から巻き返しを狙うシリウスコルト。ハナを切ったメイショウタバルが大逃げし、離れた2番手のシリウスコルトも速いペースで追走。しっかりと引っ張っていくも、最後は力負けという内容でした。先行勢で残ったのはジャンタルマンタルのみで、キレる脚がないシリウスコルトにとってはさすがに条件が厳しかった印象。弥生賞ではハナを切って逃げていき、中盤で息を入れて直線でも粘っての3着と強い内容で好走しました。福島コースはデビュー戦で勝った舞台で、ラジオNIKKEI賞も過去10年で【1-2-3-5】と好成績。有力な逃げ馬候補として注目しておきたい1頭です。

サトノシュトラーセ(牡3、友道康夫厩舎)

前走の青葉賞・4着から参戦するサトノシュトラーセ。後方で控えて脚を溜め、直線では他馬に内から寄られて外に振られる不利がありながらも、最後まで渋太く脚を伸ばして4着に好走しました。2~3頭分外へ立て直さざるを得ない状況で、不利が無ければ3着には間違いなく食い込んでいた可能性は高そうです。福島コースは初となりますが、小倉での勝利実績もあり、小回りは苦にしないタイプ。先行力もあり、うまく立ち回ることができればここでも勝ち負けでしょう。