【シリウスステークス予想2024】秋のダートG1戦線を占う重要な一戦!オメガギネスやハギノアレグリアスなど出走予定馬を考察

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チャンピオンズカップの前哨戦としても有名なダートハンデ重賞「シリウスS」が今週の中京土曜メインで開催されます。11月のJBCクラシックやチャンピオンズカップといったビッグレースへ向けてダート中距離路線の実力馬が集う一戦です。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

オメガギネス(牡4、大和田成厩舎)

前走の三宮Sを快勝したオメガギネス。トップハンデとなる59kgを背負いながら後続を7馬身突き放す圧倒的な勝ちっぷりで力の違いを見せつけました。今年初戦の東海Sでも好位から抜け出す競馬で2着確保とダート中距離路線で堅実に上位争いを演じています。フェブラリーSではまさかの14着に敗れましたが、序盤で寄られる不利があり、タフな馬場でのハイペースと条件が合いませんでした。まだまだ伸び盛りの4歳馬で、近戦は本格化の兆しも見せています。今後のビッグレースへ向けてここはきっちろと勝利しておきたいところでしょう。

ハギノアレグリアス(牡7、四位洋文厩舎)

昨年のシリウスSの覇者ハギノアレグリアスは連覇を狙って今年も参戦。今年7歳となりましたが、ダイオライト記念・3着、アンタレスS・3着とまだまだ力は健在です。前走の平安Sは7着に敗れましたが、前有利な流れで上がり2位の脚を使っても届かずといった不向きな展開でした。G1では結果を出せていませんが、G2・G3は8戦中7戦で3着内に好走しており、複勝率は87.5%と安定感は抜群です。中京コースは4戦2勝と実績もあるコースで、今回の条件なら勝ち負けは必至でしょう。シリウスS史上初の連覇となるかに注目です。

ハピ(牡5、大久保龍厩舎)

2022年の2着馬・ハピ。2022年5月の鳳雛S以来勝ち星を挙げられていませんが、今年は平安S・2着、前走のプロキオンS・4着と善戦しています。平安S・2着も、逃げ馬が勝ち、先行馬が3着に粘る前有利な展開の中で上位に伸びてきたのは負けて強しの内容です。前走のプロキオンS・4着についても、1700mはやや短すぎた印象。適距離の1900mに戻り、「2-1-2-0」と好成績を挙げている中京コース替わりなら巻き返しは可能でしょう。