【東京ジャンプS予想2023】春の東京開催、最後の重賞!ホッコーメヴィウスやロードアクアなど出走予定馬を考察

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春の東京開催、最後の重賞は障害G3「東京ジャンプステークス」です。19年の勝ち馬シングンマイケルはここから連勝して暮れの中山大障害を制しており、障害G1の登竜門的なレースとしても注目を集めている一戦です。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

ホッコーメヴィウス(セ7、清水久詞厩舎)

昨年の同レース2着馬、ホッコ―メヴィウスは昨年の雪辱を果たすべく今年も参戦。昨年は勝ち馬のケイティクレバーに突き放されての2着でしたが、番手追走から上がりも良い脚を使ってエイシンクリックやゼノヴァースらの猛追を凌いでと、この馬自身の競馬は好内容です。その後は新潟ジャンプS、阪神ジャンプSを勝利し、夏は障害重賞を連勝。前走の京都ジャンプSも制し、4度目の重賞タイトルを狙います。勝った3勝はいずれも逃げ切りでのもので、スピード能力の高さが持ち味。今の時計が出る東京ならこの馬の持ち味も活きそうで、ここでも豪快な逃げ切りが期待されます。

ロードアクア(牡7、中村直也厩舎)

前走の阪神スプリングJで2着だったロードアクア。勝ち馬ジェミニキングの猛追に最後は交わされましたが、逃げて最後も上がり最速タイの脚を使って伸びており、3着以下は突き放しての好走。2走、3走前の障害オープンも番手以上の競馬から上がり最速の脚を使って快勝と好調です。昨年秋に障害へ転身してから5戦して3勝、2着1回、3着1回でオール馬券圏内と安定しており、転身後は順調に勝ち上がって重賞戦線で上位争いするまでになりました。もともと芝の短距離路線で期待されていた馬で、行き脚の良さが持ち味。飛越もレース毎に安定してきており、楽に前目に付けられるアドバンテージと最後までスピードを落とさない持続力の高さで悲願の重賞初制覇を狙います。

トライフォーリアル(セ6、萩原清厩舎)

前走の京都ハイジャンプ・2着から参戦するトライフォーリアル。もともと芝のマイルを主戦場としており昨年9月には1勝クラスも勝っていますが、今年2月に障害へ転身。初戦こそ5着に敗れましたが、2戦目の未勝利戦は前目からラストは余裕たっぷりに抜け出して6馬身差の完勝。前走の京都ハイジャンプでは一気の距離延長と相手強化という厳しい条件の中、レースでも終始外外を走らされ、直線入口で不利があってとスムーズではありませんでしたが、これをタイム差のなしのクビ差2着に好走。障害キャリアたった3戦ながら見せてきたパフォーマンスは高く、今後が大いに期待される1頭です。