【アルゼンチン共和国杯2022予想】上がり馬ハーツイストワール、洋芝勝利から東京競馬場へ挑む
11月に入りいよいよ秋競馬も本番の装いですが、今週は谷間の週ということで地方の盛岡競馬場ではJBCが開催されましたが、中央競馬でのG1開催がありません。
その代わりというわけではありませんが、フルゲート必至の名物ハンデ重賞・アルゼンチン共和国杯(G2)が今週日曜東京のメインレースに組まれています。中長距離路線で活躍する上位馬が集結した人気のレースとなっています。
過去10年の勝ち馬を見ると、ゴールドアクター、シュヴァルグラン、スワーヴリチャードなど、レベルの高い馬たちの名もあり、一昨年、昨年とこのレースを連勝しているオーソリティが不在の今年は、先輩に続けるような大物誕生なるか楽しみな1戦といえます。
短期免許で来日中のマーカント騎手が手綱を取るシルヴァーソニックが人気の一角となりそうですが、落馬競走中止からの休み明け初戦ということもあり、順調とはいえない臨戦過程となっており、危険な人気馬となるかもしれません。
東京競馬場との相性を考えると、今年のダイヤモンドステークス勝ち馬で天皇賞(春)でも3着に入ったテーオーロイヤルが、オールカマーを叩いての2戦目で上積みがあるかどうかも注目となっています。
ハンデ戦だけにどの馬にもチャンスがありそうですが、洋芝勝利から東京競馬場のG2に挑むハーツイストワールに今回は注目しました。
武豊騎手が引き続き騎乗予定となっており、格上挑戦だった天皇賞(春)は大敗したものの、改めてこのクラスで見直したい1頭となっています。
時計が掛かる馬場のほうが合うイメージもありますが、東京競馬場の芝コースとの相性はこれまで【3-5-0-1】と連対率も高く、相手関係は前走より強化されますが、期待できる戦績となっています。
3歳馬のキラーアビリティや、重賞常連のユーキャンスマイル、ラストドラフトなどの参戦もあることから、そこまで人気しないようなら穴馬として期待したい一頭ですね。