【京王杯スプリングC予想】タイムトゥヘヴン、前走の勢いそのままに連勝なるか?

今週土曜東京のメインレースは1着馬に安田記念の優先出走権が与えられるG2の京王杯スプリングカップです。

フルゲート18頭に今年は登録12頭と寂しいメンバー構成となっており、ギルデッドミラー、シャインガーネット、リフレイムの3頭は翌日のヴィクトリアマイルとのダブル登録のため、当日の出走頭数はさらに少なくなる可能性もあります。

収得賞金でのヴィクトリアマイル出走は可能だったメイケイエールは芝1600mは長いという判断からか、あえて牡馬相手となるここに参戦を予定しており、引続き池添騎手を確保しています。

直線が長い東京コースだけに折り合いがカギとなり、さらに1ハロン延長となるだけに難しい競馬にはなりそうですが、池添騎手騎乗後は掲示板を外していないだけに相性のよさも考えると、今回も有力な1頭といえそうです。

少頭数で開催されそうな今回、連勝を期待して今回狙ってみたいのがロードカナロア産駒のタイムトゥヘヴンです。馬名から連想されるように、母は桜花賞馬のキストゥヘヴンで、母と同じ美浦・戸田厩舎の監理馬です。

3歳時はダービー出走後、セントライト記念に出走するなど、芝のマイル以下は視野に入れていないローテーションが組まれてきましたが、ダービー、セントライト記念ともに大敗となってからは母の適性の高かった芝1600m路線に切り替えており、前走のダービー卿CTでは、豪快な追い込みで11番人気ながら勝利しています。

東京コースではこれまで5戦して3着1回が最高着順と、相性がいいとはいえない舞台ですが、前走で勝利したコンビでもある大野騎手で引続き挑めるのは強味で、ラウダシオン以外はG1馬の参戦がない今年はやや小粒なメンバー構成ともいえ、前走1着からの参戦もタイムトゥヘヴンのみということもあり、勢いも加味して連勝期待で狙ってみたいところです。