【香港スプリント2020予想】強豪香港勢で狙い目の穴馬とは?
ロードカナロアが別格と言える強さを見せたものの、例年地元勢が圧倒的な強さを誇っているのが香港国際競走で開かれる香港スプリントです。
香港カップ、香港マイルがやや少なめの頭数で開催となりそうな中、大勢が揃う一戦となり予想のしがいもありそうです。
今年は日本からはダノンスマッシュ、タワーオブロンドンが出走を予定していますが、ロードカナロアほどの圧倒的な強さはまだまだ足りないと思える馬たちだけに、日本での馬券発売では人気になりそうですが、シビアに相手関係を見極める必要がありそうです。
対する地元勢は今年も例年通りと言えるハイレベルなラインナップとなりました。その中でも実力より人気が下回るのではないかと予想される素質馬がザヴァビール産駒のラタンです。
今年7歳になりますが、過去10年のデータでは2016年に8歳馬のエアロベロシティが優勝しており、高齢馬でも勝ち負けできるレースとなっているだけに、馬齢で侮ると痛い目を見る可能性があります。
ラタンの近走は芝1400m以上になると掲示板を外す敗退が続くものの、1200mに限れば追い込み脚質で展開に左右されるものの、しっかり脚を使って掲示板を確保しており、前走の香港JCスプリントでは出遅れながらも、今回人気の一角になりそうなホットキングプローンと1馬身差の3着まで健闘しています。
その他には地元勢では、前走で豪G1ジ・エベレストを勝利したクラシックレジェンドや、前走で先述のホットキングプローンに3/4馬身差まで詰め寄った前走好走組、そしてシンガポールから出走予定のインファーノなどが人気となりそうで、ラタンは馬券妙味にも期待できる1頭と言えそうです。
また、前走・香港JCスプリント組が過去10年毎年連に絡んでいるため、勝ち馬のホットキングプローンはもちろん要警戒の1頭ですが、オッズに開きのあるラタンにもぜひご注目ください。