【フィリーズレビュー2026予想】絶好の狙い目は、末脚勝負なら侮れないルージュサウダージ
公開: 2026/03/06 14:28

今週土曜日、阪神競馬場では桜花賞トライアルのG2「フィリーズレビュー」が行われる。先週のチューリップ賞と比べると桜花賞の有力候補の出走はやや少ない印象だが、例年このレースは桜花賞への残された切符を狙う馬たちが集まり、多頭数による激しい争いとなることが多い。実力だけでなく展開や位置取りも大きく結果を左右するレースであり、トライアルの中でも特に見応えのある一戦と言えるだろう。
今年もフルゲート18頭が集結。その中で注目したい存在が、フィレンツェファイア産駒のルージュサウダージだ。
ルージュサウダージはデビュー戦を勝利したものの、その後の3戦は結果を残せず、やや足踏みが続いていた。しかし前走の小倉・萌黄賞で見事に2勝目を挙げ、再び注目を集める存在となった。特に評価したいのがレース内容だ。これまでのレースでは先行策を取ることが多かったが、この一戦ではこれまでより後方の位置取りから競馬を進める形となった。
その判断が見事にハマった。直線に入ると鋭い末脚を繰り出し、上がり3ハロン最速の脚で豪快に差し切り勝ち。数字としても優秀だが、実際の走りはそれ以上にインパクトのあるもので、まさに“豪脚”と呼ぶにふさわしい切れ味だった。展開の助けもあったかもしれないが、それでも能力の高さを強く印象づけた一戦であったことは間違いない。
今回はG2の舞台となり、相手関係はさらに強化される。加えて距離は1ハロン延び、舞台も小倉から阪神へと替わる。克服すべき課題は少なくないが、前走で見せた末脚にはそれらを一気に覆してしまうだけの魅力がある。展開がはまれば、ここでも上位争いに食い込む可能性は十分だ。
鞍上は前走で初コンビを組み、その豪脚を引き出した若手のホープ斎藤騎手が引き続き手綱を取る。先週まで開催されていた小倉競馬では、リーディングの丹内騎手と勝利数で並ぶ活躍を見せたものの、2着数の差で惜しくもトップの座を逃した。それでも開催を通じてトップ争いを演じた事実は、騎手としての成長と騎乗技術の向上を証明するものと言える。勢いある若手として、そろそろ大舞台での存在感も示したいところだ。
今回のフィリーズレビューでルージュサウダージとのコンビで上位に入り、桜花賞への優先出走権を手にすることができれば、G1戦線での活躍へと大きく道が開けることになる。
差し戦法で眠っていた才能を一気に開花させたルージュサウダージ。若きホープ斎藤騎手とのコンビが再び豪脚を炸裂させ、桜花賞へと続く切符をつかみ取ることができるのか。注目の桜花賞トライアル、フィリーズレビューは見逃せない一戦となりそうだ。

