【弥生賞2026予想】前走不完全燃焼のアメテュストス、叩き2走目で巻き返しへ
公開: 2026/03/06 15:57

日曜の中山メインは皐月賞トライアルのG2「弥生賞」が開催。クラシック第一冠・皐月賞へ向けた重要な前哨戦であり、ここで好走した馬が本番へと駒を進めていく。競馬を楽しめる平和な環境に感謝しつつ、競馬ファンとしては日本競馬の至宝とも言える存在であり、現在ドバイに滞在しているフォーエバーヤングが、国際情勢などの影響によって危険に巻き込まれかねない状況にあることにも目を向けておきたいところだ。フォーエバーヤングと関係者すべての安全を願いつつ、注目の弥生賞を展望する。
近年の弥生賞はやや出走頭数が集まりにくい傾向にあり、今年も10頭立てでの開催となる。皐月賞トライアルとしてはやや寂しい頭数ではあるが、その分一頭一頭の能力やレース内容が結果に直結しやすい一戦となりそうだ。
そんな今年のメンバーの中で注目したいのが、サートゥルナーリア産駒のアメテュストスである。
アメテュストスは前走でG3京成杯に出走し、結果は8着だった。着順だけを見ると物足りない印象を受けるかもしれないが、勝ち馬との差はわずか0秒5。決して大きく離されたわけではない。さらにその前走の背景を考えれば、むしろ内容としては評価できる部分が多いレースだったと言える。
というのも、前々走の葉牡丹賞ではレース中に歩様の異常が見られ、競走中止というアクシデントに見舞われていた。その影響を考えれば、京成杯は無理をさせない内容での復帰戦だった可能性が高い。その状況の中で勝ち馬と0秒5差に踏みとどまったことは、決して悲観する内容ではない。
加えてレースの内容を詳しく振り返ると、直線ではこれから追い出して差しに向かおうというタイミングで前が詰まり、3頭に囲まれる形となってしまった。スムーズに加速できず、一度スピードを緩めざるを得ない不利を受けたのだ。さらに前が開いたかと思った瞬間、再び進路が塞がれる場面もあり、最後までまともに追えないままゴールを迎える形となった。まさに不完全燃焼のレース内容だったと言える。
それでも競走中止明けの一戦でありながら勝ち馬と大きく離されなかった点は評価に値する。レースを一度使ったことで状態面の上積みも見込めるはずで、叩き2走目となる今回はパフォーマンスの向上も期待できる。能力を十分に発揮できれば、今回のメンバー構成なら上位争いに食い込む可能性は十分あるだろう。
皐月賞への優先出走権を懸けた重要な一戦となる弥生賞。前走で不完全燃焼に終わったアメテュストスが叩き2走目で本来の力を発揮し、クラシック戦線へ名乗りを上げる走りを見せるのか注目が集まる。ここで存在感を示し、皐月賞へとつながる結果をつかみ取る走りに期待したい。

