【フィリーズレビュー2026予想】波乱データが示す狙い馬、テイエムスティールら4頭に注目
公開: 2026/03/06 21:19

阪神競馬の土曜メインは、桜花賞トライアルのG2「フィリーズレビュー」が開催。春の訪れを感じさせる時期に行われる一戦であり、本番の桜花賞へ向けた重要な前哨戦だ。上位馬には優先出走権が与えられるため、各陣営にとっては大きな意味を持つレースとなる。
しかし近年のフィリーズレビューは、人気馬が必ずしも信頼できないレースとして知られている。毎年のように二桁人気の伏兵が激走しており、波乱の決着が目立つのが大きな特徴だ。トライアルという性質上、権利獲りを狙う伏兵勢が全力で臨む一方、有力馬は本番を見据えた仕上げで出走するケースも多く、それが結果の不確実性を高めていると考えられる。
特に注目すべきは、激走している二桁人気馬の前走内容だ。多くは未勝利戦を勝ち上がった直後、あるいは1勝クラスで上位人気に支持され掲示板を確保していた馬である。つまり、表面上の人気ほど能力差がないケースが多く、勢いのある馬には警戒が必要となる。
一方で、完全な大波乱というわけでもない。過去の傾向を見ると、3番人気以内の上位人気馬が少なくとも1頭は馬券に絡むケースが続いている。したがって馬券戦略としては、人気馬を軸にしつつ二桁人気の伏兵を絡めた組み立てが高配当への近道と言える。
その上位人気馬の前走ローテーションを見ると、阪神ジュベナイルフィリーズ組の好走が目立つ。ただし、それ以外のオープンクラスからでも十分に通用しており、前走のレース格自体は大きな問題ではない。重要なのは着順よりも内容であり、大きく崩れていないことが評価のポイントとなる。
脚質についても決めつけは禁物だ。展開次第では差しや追い込み勢が一気に台頭するケースもあり、流れ一つで結果が大きく変わる可能性がある。さらに枠順の傾向として、昨年3着に5番枠の馬が入ったことで、赤帽の3枠勢が人気に関係なく馬券圏内に顔を出す傾向が続いている点も覚えておきたい。こうしたポイントを踏まえ、注目したいのは4頭だ。
まずはテイエムスティール。このコースで行われた新馬戦を楽勝しており、舞台適性は十分に証明済みだ。前走も同距離戦で見どころのある内容を見せており、メンバー関係を考えれば上位争いが期待できる存在と言える。
次にクリエープキー。今回はデビュー以来となる1400m戦となるが、前走で2勝目を挙げた勢いは魅力だ。勢いに乗る3歳牝馬は軽視できず、距離短縮がプラスに働く可能性もある。
ルージュサウダージも注目の一頭だ。前走では鋭い末脚を披露しており、内容面でも高く評価できる。ここでさらにパフォーマンスを上げてくる可能性は十分あり、展開次第では一気の差し切りも視野に入る。
そしてショウナンカリス。メンバーの中では実績上位の存在であり、能力面では引けを取らない。休み明け初戦からしっかり動ける状態にあれば、当然ながら勝ち負けに加わる力を持っている。
波乱傾向が続くフィリーズレビュー。今年も伏兵の台頭があるのか、それとも実績馬が力を示すのか。桜花賞へ向けた重要なトライアルから目が離せない一戦となる。

