【JRA】エリキングが骨折、3ヶ月以上休養する見込み
11月23日に京都競馬場で開催された京都2歳Sを制し、無傷の3連勝で重賞初制覇を果たしたエリキング(牡2、中内田充厩舎)が、右第1指骨剥離骨折を発症したことが明らかになった。12日、JRAが発表した。今後は3ヶ月以上の休養を要する見込みとなっている。
前走の京都2歳Sは前半1000mが61秒9のスローペースで、ラスト3Fが34秒5という瞬発力勝負。これを中団追走から4コーナーで外を回って押し上げていき、直線も外から上がり3F最速34秒2の脚で伸びて快勝する強い勝ちっぷりで、単勝オッズ1.9倍の人気に見事に応えた。レース後に鞍上の川田騎手が「無理をして動かしました。」とコメントしているように、3~4コーナーでは鞍上の手がかなり動いており、タフなレースであった。
昨年のセレクト1歳セールでは2億1000万円の値がついていた期待馬。今回の勝利で来年のクラシック戦線でも期待と人気を集めることが予想されていただけにファンとしては残念だが、まずは回復に専念してもらいたい。