【JRAターコイズステークス予想2024】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は？

牝馬限定のハンデG3「ターコイズS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ミアネーロ（牝3、林徹厩舎）

12/11（水）美浦・W（良）5F68.6ー4F52.6－3F37.4－1F11.8（馬なり）

美浦のWコースで2頭併せ。古馬2勝クラスの僚馬ウィンダミアを後ろに置き、道中はゆったりとしたペースで先行していきます。直線は内から相手が突いてきますが、外から反応良く伸びてラスト1F11秒8の脚で最後まで抜かせず1馬身先着しました。1週前は津村明秀騎手を背にWコースで2頭併せを行い、6F84.0-1F11.3をマークして併入。秋華賞の激走からの反動が気がかりでしたが、適度な負荷にもしっかりと応えて動きは軽快で、疲れは全く感じられません。乗り替わりとなるルメール騎手がコンタクトを取ってない点は気がかりですが、馬自身の状態は良好と見て良さそうです。

イフェイオン（牝3、杉山佳明厩舎）

12/11（水）栗東・坂路（良）4F53.0ー3F38.4－2F24.7－1F12.1（馬なり）

川又賢治騎手を背に栗東坂路で単走（レースは戸崎圭太騎手が騎乗）。ゆったりした軽めの内容でしたが、ラップはキレイでラスト2Fも12秒6－12秒1とスムーズな加速ラップでまとめてゴールしました。1週前も川又騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、5F68.3-1F11.2をマークして1秒以上相手を突き放して先着。ここでもラスト2Fは11秒7－11秒2の好ラップをマークしており、しまいの反応と伸びは良好です。前走は併せ馬で遅れるところもあり、動きにもやや重苦しさがありましたが、今回は動きも素軽く相手にもしっかり先着とパフォーマンスを上げてきています。前走以上の状態にはあると見て良さそうです。

コナコースト（牝4、清水久詞厩舎）

12/11（水）栗東・坂路（良）4F53.5ー3F38.6－2F24.5－1F11.9（馬なり）

吉村誠之助騎手を背に栗東坂路で単走（レースは三浦皇成騎手が騎乗）。馬場の真ん中をしまい重点に追われ、ラスト1Fは11秒9をマークしてゴール。1週前も吉村騎手を背に坂路で追われ、4F49.6-1F12.0をマーク。1週前に全体時計の自己ベストを更新、最終追いではしまい重点でラスト1F11秒9とバランスの良い追い切りを消化できている点は好感が持てます。前走時の追い切りでも速い時計は出しており、この秋から調子を上げてきた印象。レースでは結果を出せていませんが、状態をさらに上げてきたここは侮れない1頭です。