JRAシリウスS(2021)は仲良しコンビの2頭で勝負!
上位勢に差がなく、かなり人気が割れそうな今年のシリウスS。難解なメンバー構成ですが、G1も始まる10月一発目の重賞ということで何とか的中したいところです。
今回最有力視しているのは、アンタレスS・16着から巻き返しを狙うアナザートゥルースです。
前走は大敗しましたが、熱中症の疑いがある中、先行馬全滅ペースに加えて大外を回すロス、高速馬場と、悪い条件が重なっての大敗でした。今回は追い切りの内容を見る限り臨戦過程は順調で状態面の良化が感じられますし、台風通過直後ということで、ある程度湿った馬場での開催も期待できそうです。
坂での加速が求められる中京適性も鍵となりそうですが、阪神のアンタレスSは2019年・1着、2020年・2着、中京1800mの東海Sでも今年2着に好走しているので問題は無いでしょう。この馬はエンジンがかかってからジリジリと伸びるタイプで、コーナーごとの減速が少ない同コースは合うはずです。ということで本命はアナザートゥルースです。
続いて対抗ですが、アナザートゥルースが本命なら買っておきたいのはウェスタールンドです。
昨年はエルムS、アンタレスS、ダイオライト記念でアナザートゥルースとセットで馬券圏内に入線しており、相性が良い2頭としても知られております。先行できるアナザートゥルースに対してこちらは後方からの追い込み一辺倒の馬ですが、先週の中京ダートは人気薄の差しも決まっており、馬場の傾向からも無視できない存在と言って良いでしょう。
今年初戦のプロキオンSは7着でしたが、重馬場で速くなった小倉1700mは合わず、馬体もプラス18kgと余裕残しの状態でした。続く前走のエルムSも4着でしたが、差すのが厳しい小回りコースの函館では4着が精一杯だったという印象です。
今回は直線の長い中京の1900mということで条件は好転。距離延長に叩き3戦目とようやく走れる体勢が整いました。今回のメンバーでこの条件なら届く可能性は高いと予想し、対抗馬として有力視したいと思います。
ということで今年のシリウスSは本命アナザートゥルース、対抗ウェスタールンドという予想で勝負したいと思います。