【日経新春杯2026予想】ゲルチュタールが1週前追い切りで万全アピール
公開: 2026/01/08 20:16

今年最初のG2として行われる日経新春杯へ向け、各陣営が本格的な最終調整に入ってきた。その中でもひときわ存在感を放っているのが、明け4歳馬ゲルチュタールだ。昨年の菊花賞で4着に健闘し、長距離だけでなく中距離路線でも主役級の評価を受ける一頭だ。
8日に行われた1週前追い切りでは、坂井騎手を背に栗東CWコースで3頭併せを消化。新馬の僚馬ロードスタニング、2勝クラスのサンダーロードを相手に、前半はゆったりとした入りで2頭を追走し、折り合いを重視。道中は力む場面もなく、終始リラックスした走りを見せており、精神面の不安は全く感じさせない走りぶりだ。
3~4コーナーにかけて徐々にペースを引き上げ、加速ラップを刻みながら時間をかけて2頭との差を詰めていく展開。直線では最内に進路を取り、ゴール前でロードスタニングと併入し、外を回ったサンダーロードには半馬身先着した。無理に追われることなく、指示に対して素直に反応しており、仕上がりの良さが随所に表れていた。
全体時計は6F82.5-5F66.8-4F51.6-3F35.7-2F22.0-1F10.9と前半こそ15秒台の緩めのペースだったが、ゴール前の11.1秒から10.9秒への加速ラップは文句なし。ややスピードに乗るまで時間を要するタイプではあるが、一度エンジンがかかってからの伸び脚は相変わらず力強い。
追い切り後、杉山晴調教師は「1週前なのでしっかりやりました。折り合いも問題なく、道中もスムーズでしたし、いつも通り動けていた」と高く評価している。動き、時計、精神面の安定感と、いずれを取っても不安材料は見当たらない。
菊花賞から続く成長曲線を考えれば、今回の追い切りは現状の完成度の高さを示すものと言える内容。1週前としては申し分なく、日経新春杯に向けて態勢は整いつつあると見て良いだろう。

