【小倉記念予想2016】穴党歓喜!三連単平均34万、過去10年1番人気の勝ちはゼロ、高配当狙うならココ!
各地で猛暑日が観測され、全国的に梅雨明けしましたね。高校野球では福岡大会で九州国際大付が3連覇を果たして甲子園出場を決めました。続く猛暑日に甲子園、すっかり夏も本番といった感じですね。
さて、甲子園出場を決めた九州国際大付がある北九州市は今、高校野球以外でも盛り上がりを見せています。同市内にある小倉競馬場では開催2週目を飾る「小倉記念(G3)」が今週末に開催されます。夏の小倉競馬では初の芝の重賞で、サマー2000シリーズの第3戦となります。
このレースはハンデキャップレースということもあり、過去10年の連対馬20頭中8頭が単勝6番人気以下の馬が占めており、伏兵馬の台頭が少なくありません。過去10年の傾向を結果を分析しながら予想していきたいと思います。
三連単平均34万!過去10年で1番人気の勝ちはゼロ!高額配当狙うならここ!
ここ数年は堅い決着が続いておりますが、小倉記念の過去10年の3連単の平均配当を調べてみると平均額は34万3990円と高く、06年の101万、09年の97万、11年の87万と超高額配当を叩きだした年が平均をグンと引き上げております。上記で記したように人気薄の連対が目立つことも高額配当を出している原因の一つですが、1番人気の不振ぶりも大きな原因と言えるでしょう。過去10年の1番人気の成績は【0-3-2-5】で尽く飛んでいます。夏競馬の中でも波乱の多いレースの一つで、穴党にとっては絶対に見逃せないレースと言えるでしょう。
また、ハンデキャップということで出走馬の負担重量も重要視されますが、このレースは過去10年52kg以下の馬による連対はゼロで、軽ハンデの出走馬は苦戦傾向にあります。57kg以上の出走馬でも【2-3-4-22】と馬券には絡んでいることからも、斤量よりも実力を重視した方が良さそうですね。軽ハンデの馬も軽視は禁物ですが、実績や好調度で勝るなど、重ハンデを課せられた馬でも相当の評価をするべきでしょう。
七夕賞組から考察、前走大敗からの巻き返しも
好走率の高い馬はどんな馬なのでしょうか?前走のレースデータを見てみると、過去10年で連対した馬20頭中17頭は前走が重賞レースでした。中でも最多出走の七夕賞組【2-4-2-42】が好走していますね。昨年を除けば6年連続で馬券に絡んでおり、侮れないローテ組です。
今年の七夕賞組は4頭。七夕賞2着のダコール、6着のマーティンボロ、11着のメイショウナルト、13着のウインリバティです。1番人気の有力候補であるダコールはデータを信じるなら危険な人気馬となりますね。5,6番人気あたりが予想されるマーティンボロはちょうど傾向に当てはまりそうなところですね。14年の小倉記念では重賞4勝のサトノノブレスの2着に入着しておりますし、小倉の成績も【3-1-0-2】と悪くありません。前走の七夕賞では6着に敗れましたが、2000mはやはり合っている印象でしたし、10番人気という人気も評価を落としすぎている感があったので今回も人気を落とすならマーティンボロは狙いたい一頭ですね。
人気が集まりそうなのは七夕賞2着馬のダコール、昨年の小倉記念2着馬のベルーフ、昨年のダービー2着馬のサトノラーゼンあたりでしょうか。あてにするには少々頼りない感じの人気上位となりそうなので、マーティンボロくらいの中穴を軸にして勝負するのはなかなか面白いのではないかと思っています。メンバー構成的にはさらにとんでもない馬の台頭があってもおかしくはない一戦。夏のボーナスは小倉記念で稼ぐ勢いで勝負したいと思います!