【CBC賞2020予想】狙い目は阪神で大変身見込めるあの馬!

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例年なら中京競馬場で行われるCBC賞ですが、今年は京都競馬場の改修や延期となった東京五輪の絡みで阪神競馬場の開催日程が入れ替わったため、阪神競馬場での開催となりました。しかも、例年であれば中京の開幕週で行われていたが、今年は阪神開催の10日目ということで例年の傾向とは全く違ったレースとなるかもしれません。

今年の出走馬は、高松宮杯を1位入線しながら4着に降着となってG1制覇を逃したクリノガウディーが中心なのは間違いないのでしょうが、そのクリノガウディーは降着のショックがありそうなところにトップハンデの58kgですし、他の馬を見ても前走で馬券圏内に入っているのは、タイセイアベニールとミッキースピリット、そしてディメンシオンの3頭しかいないこともあり、かなり予想が難解なメンバーとなっています。

そんな中、今回開催が進んだ阪神競馬場でのハンデ戦という条件の中で注目しているのはジョイフルです。

ジョイフルは6歳の牡馬で今回のハンデは56kgです。オープン戦を勝利している馬にしては、クリノガウディーの58kgやCBC賞を勝っているレッドアンシェルの57kgと比べると見込まれた感がありますが、今年が中京開催ではなく阪神開催なだけに狙い目がありそうです。

近2走も14着、15着と大敗続きなのですが、いずれのレースも馬体重が520kgとこの馬にしてはデビュー以来一番重い馬体重だったことが影響しているのかもしれません。夏場となって絞れていれば、この着順をしっかりと上げてくれることでしょう。

また、出走馬16頭中、阪神競馬場でのオープン勝ちの実績があるのは、ジョイフルに加えて、ノーワン、レッドアンシェルのたった3頭だけしかいません。その3頭でも1200mとなるとジョイフルただ一頭なのです。今回のCBC賞が中京競馬場ではなく阪神競馬場での開催と言うことは、どの馬よりもジョイフルにとってプラスとなりそうです。

さらに、多くの馬が近走成績が振るわない中、前走で馬券圏内に入っている3頭も、ミッキースピリットとタイセイアベニールは、両馬とも前走は京都競馬場での勝利ということで阪神替わりはマイナスでしょうし、阪神牝馬3着とハイレベルで結果を残しているディメンシオンも前走ヴィクトリアマイルを挫跖のため回避して以来の競馬となります。順調とは言えないでしょう。

このように、今回のCBC賞は好調馬が少なく阪神競馬場がプラスではなかったり、順調とは言えない馬が多い中で、ジョイフルにとっては阪神競馬場がプラスとなります。ただ、前2走の大敗を馬体重が原因としているだけに、夏場でしっかりと絞っていることが条件にはなりそうなのですが、絞れてさえいれば、阪神1200mであれば大変身は十分にあるのではないかと感じます。

ということでCBC賞は、当日の馬体重をチェックする必要がありますが、ジョイフルが上位進出してくれることに期待して応援したいと思います。