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【兵庫ゴールドトロフィー2025予想】狙い目は厳しいハンデを背負った馬

2025/12/22 16:07
【兵庫ゴールドトロフィー2025予想】狙い目は厳しいハンデを背負った馬

25日木曜日に園田競馬場で行われるのは、右回りダート1400mで争われるJpn3「兵庫ゴールドトロフィー」で開催。ハンデ戦として組まれ、1着賞金は3000万円。ダート短距離重賞としては年内最後を飾る一戦となる。

過去の傾向を振り返ると、重い斤量を背負いながらも力でねじ伏せてきたJRA所属馬の活躍が目立つ。リミットレスビッド、スーニ、ドリームバレンチノ、ラプタス、サクセスエナジーといった実績馬はいずれも58.5キロ以上を課されながら貫禄勝ちを収めてきた。今年もその流れは無視できず、実績十分の重ハンデ馬が中心になる公算が大きい。51キロの軽ハンデ馬の参戦もあり一筋縄ではいかないが、過去の戦績を踏まえれば59キロを背負う2頭が有力と判断するのが妥当である。

まず注目したいのは、菱田裕二騎手とのコンビで挑む5歳馬サンライズフレイムである。テレ玉杯オータムスプリントを制して臨んだ前走の武蔵野ステークスでは、重賞勝ち直後にもかかわらず7番人気と評価を落としたが、内容は4着と見どころ十分であった。今回は1600mから1400mへの距離短縮となり、これは明確な好材料である。直線の長い東京コースから小回りの園田コースに替わる点も、近走のレース内容からはむしろプラスに働くと見る。59キロの斤量が嫌われて人気が落ちるようなら、単勝でも十分に狙える存在である。

もう1頭の59キロは、6歳セン馬のサンライズホークである。今回は短期免許で来日中のジェルー騎手との新コンビで挑戦する。地方の小回りコースに不慣れな外国人騎手の騎乗は不安材料とも取れるが、この馬自身は昨年に地方交流重賞3連勝を達成した実力の持ち主である。今年は本来の勢いが感じられないものの、新たな鞍上とのコンビで変わり身を期待するなら、実績上位のこの馬から入る手も十分に考えられる。

年末を締めくくるダート短距離重賞にふさわしく、実績馬とハンデの駆け引きが見どころとなる一戦である。斤量を背負ってでも力を示せる馬が、今年も主役を務める可能性は高い。 

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