【ジャパンC予想2025】ブリンカー効果で進化したジャスティンパレス、C.デムーロ騎手とのコンビで悲願へ

日曜の東京12Rで行われる国際G1「ジャパンカップ」は、ここ2年続いた「名馬1強」の構図が崩れ、混戦模様となっている。3歳馬からは天皇賞・秋を制したマスカレードボールや、日本ダービー馬クロワデュノールが参戦するものの、抜けた存在は不在。古馬勢では昨年のダービー馬ダノンデサイル、ジャパンカップで2着のシンエンペラーやドゥレッツァに加え、欧州年度代表馬カランダガンも出走予定であり、例年以上にハイレベルな争いが予想される。
注目はディープインパクト産駒のジャスティンパレスだ。前走の天皇賞・秋では8番人気ながら3着、前々走の宝塚記念でも3着に入っており、安定した成績を示している。特筆すべきは宝塚記念から着用しているブリンカーの効果で、鋭い追い込みや狭い内を割る強さを見せ、勝ち馬との差もわずか0秒2差に迫った。今回が“ブリンカー3戦目”であることから、さらなる上積みも十分期待できる。
鞍上はクリスチャン・デムーロ騎手で、ジャスティンパレスには今回が3度目の騎乗。昨年のジャパンカップでも共に戦い、惜しくも5着に敗れたが、そのリベンジに燃えていることは間違いない。馬と騎手のコンビネーションも完成度を増しており、G1制覇に向けた条件は整ったと言える。
以上の状況を踏まえ、今年のジャパンカップは「馬も騎手も3度目の正直」がテーマとなる。ジャスティンパレスとC.デムーロ騎手のコンビがついにG1タイトルを手にする姿を期待したい。

