【かしわ記念2023予想】今年はJRA勢ではなく地方馬の台頭か?注目したい2頭とは?

世間はゴールデンウィークに突入しており、連休を旅行先で過ごされる方も今年は多いかもしれません。

今週のJRA開催のメインは3歳マイルG1のNHKマイルカップですが、ゴールデンウィーク真っ最中の4日には船橋競馬場で地方交流競走のダートマイルJpn1「かしわ記念」が開催されます。

1996年より中央馬との交流競走となっており、過去の勝ち馬ではエスポワールシチー、ホッコータルマエ、コパノリッキーといった、現在種牡馬としても活躍中の名馬が誕生したレースとなっています。また、昨年はショウナンナデシコが交流以降では初めての牝馬での勝利となっており、レース傾向が読みにくいという印象を持つファンも少なくないでしょう。

今年の注目はフェブラリーSで痛恨の出遅れを喫しながら直線で猛追し3着に食い込んだメイショウハリオとなりそうです。ゲートに不安が残る点が上位人気想定では嫌いたい材料にはなりますが、大崩れしない魅力はあり馬券検討からは外せない1頭と言えそうです。

新星誕生で期待するなら15戦8勝と高い勝率を誇るシャマルで、チャンピオンズカップでも5着に善戦していることから、1600mなら戴冠も狙える1頭です。

地方からの参戦馬では、1600mがカギとなりそうなイグナイターが最有力と言えそうです。1400mでは無類の強さを発揮するものの、1ハロン延びるとあと一押しが必要な現状。強力な中央馬相手に克服できれば、過去にはカジノフォンテンなど地方馬の勝利もあるレースだけに、単勝ならこの馬かもしれません。

イグナイターと同じエスポワールシチー産駒のスマイルウィもここ3戦で2勝2着1回と安定感のある走りを見せており、相手関係は強力にはなるもののG1級はメイショウハリオのみという今年は地方馬から馬券を狙うのも手かもしれません。

魅力のある馬が多数参戦する船橋の伝統レース。今年も目が離せない一戦となりそうです。