海外馬券解禁・凱旋門賞の馬券を振り返る。
今年も悲願の凱旋門賞制覇はならなかった。マカヒキは道中折り合いを欠き、直線を向くと矢のような伸びを見せるどころか大失速。14着惨敗というほろ苦い一戦となってしまった。国内では凱旋門賞の馬券が発売され、初めての海外レースと言う事もあり様子見をした人もいれば積極的に馬券を購入する人もいるなど、皆さんの反応は様々。それでも売上金は凱旋門賞だけで40億円を超え、先ずは売り上げ面では順調な門出となったと言える。
日本人に生まれた以上、どうしても日本馬を贔屓目で見てしまうのは仕方がないところ。完全にマカヒキは実力以上に人気が集中した。現地オッズでは2番人気ながら8倍程度が妥当といったライン。それがJRA販売になると2倍台。完全に競馬ファンがマスコミに煽られて、マカヒキから勝負してしまった結果と言っても過言ではない。凱旋門賞制覇は日本人関係者の夢でありファンにとっても壮大な夢なので、マカヒキに勝って欲しい気持ちが交錯してしまうのは仕方がない。
海外馬券発売と言う点に関してはトラブルも全くなく、大成功と言えるのではないだろうか?今後日本馬が海外G1に出走するときに海外競馬の馬券が発売されるが、今回の凱旋門賞でマカヒキから買った人は皆さん痛感したと思うが、馬券の世界で情に流されてはいけない。いつの日か、日本馬が凱旋門賞制覇する時が必ずやってくる。来年か、5年後なのかまではわからないがそんなに遠くはない。皆さんにとって海外馬券はどうだっただろうか?スプリンターズSの勝ち分を全額いったチャレンジャーも中にはいるだろう。先ずは海外競馬の馬券は嗜む程度で丁度いい。