【松風月S予想2024】実績馬か上がり馬か?

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今週日曜の京都競馬メインレースに組まれているのは、ダート1200mで行われる3歳以上オープンのハンデ戦、松風月ステークスです。

今回と同じ京都ダート1200mで4月に行われた天王山ステークスの1, 2着馬がそろって参戦を予定しており、1着馬のジレトールに前走で騎乗していた武豊騎手が、安田記念にナミュールで参戦するため今回は鮫島克駿騎手に乗り替わりとなっています。

また、2着だったパラシュラーマは、ここ3戦騎乗している松若騎手が引き続き騎乗予定となっており、いずれも4着以内とオープンクラスでも安定感のある走りがこのコンビでできているだけに、乗り替わりのジレトールとは再戦で逆転の可能性もありそうです。

古豪復活なるかで注目なのは、地方交流重賞でも先行力ある走りを見せており、昨年のJBCスプリントでも5着に入るなど実績上位の8歳馬ラプタスです。

今年初戦のかきつばた記念は先行したもののずるずる下がり9着大敗を喫しましたが、京都競馬場のダートコースは3戦3勝で無敗となっており、4か月前後の休み明けも【2-2-0-0】と申し分ない戦績です。60.5kgとかなり重いハンデとなっていますが、それで人気が下がるようなら穴馬として絶好といえそうです。

上がり馬では、マテラスカイなど一流のダートの短距離馬を育ててきた栗東・森厩舎のスパイツタウン産駒マニバドラに注目です。

京都競馬場のダートコースは初参戦となりますが、今年に入ってからは3着、1着と安定感が出ています。今回は松山騎手とのコンビ復活で挑む予定ですが、マテラスカイ同様、逃げ、2番手の競馬を信条としており、厩舎の先輩に続けるか楽しみな一頭ですね。