【天皇賞春2020予想】松若騎手、再度G1で穴をあけられるか?

今週の日曜京都メインレースは天皇賞(春)の開催。フィエールマンの連覇なるか、はたまた乗り替わりとなったキセキを盾男・武豊騎手が勝利に導くのか。そして有力視されていた一頭のユーキャンスマイルも岩田康誠騎手の先日の落馬負傷を受けて、浜中騎手へと乗り替わりになりました。

そんな天皇賞(春)で注目したいのが、展開次第で一発ありそうなルーラーシップ産駒、ダンビュライトです。

栗東・音無厩舎の管理馬で、所属の松若騎手が鞍上を務める予定となっており、先月の高松宮記念を制したモズスーパーフレアと同じ組み合わせとなっています。脚質的に逃げ、先行型というところも似ていますが、今回は昨年のジャパンカップ14着以来の復帰初戦ということもあり、人気薄が予想されます。

逃げて結果を出してきたキセキは前走、出遅れて思わぬ競馬をすることになり、今回はどう出てくるかハナ争いも注目となる今年の天皇賞(春)と言えそうです。そして、ダンビュライトにとっては昨年の京都記念で1着、そして京都大賞典でも2着と相性の良い舞台だけに魅力のある1頭でしょう。

その他ライバル馬で人気が予想されるのがフィエールマン、ミッキースワロー、トーセンカンビーナ、モズベッロ、ユーキャンスマイルあたりですが、いずれも後ろからの競馬でこれまで結果が出ている競走馬たちです。G1では厳しい戦いが強いられてきたダンビュライトですが、先行してそのまま流れ込む競馬ができれば今回は馬券圏内も狙えるのではないでしょうか。

フェブラリーステークス、高松宮記念と荒れた結果に始まった2020年G1戦線でしたが、大阪杯、桜花賞、皐月賞と堅実な決着が続いており、今週は果たしてどちらに転ぶのか。頭数も揃って楽しみな一戦となりますね。