【大井記念2024予想】強豪ひしめく帝王賞への優先出走権を得るのはどの馬だ!?
今週水曜15日に大井競馬場で開催されるのが、帝王賞と同じダート2000mで行われる伝統の一戦「大井記念」です。1950年の大井競馬場開設にちなんで誕生したレースで、今年で69回目を迎える歴史あるレースとなっています。
1, 2着馬に帝王賞への優先出走権が与えられるレースとなっており、今年は羽田盃、かしわ記念と中央馬に席捲されている南関東のビッグレースで、中央勢に一泡ふかせられるのかどうか、今年の上位入線組に期待がかかります。
ダート2000m以上が主戦場となっているセイカメテオポリスは、昨年はオグリキャップ記念、大井記念、東京記念と3連勝しており、佐賀競馬の重賞・はがくれ大賞典を快勝して駒を進めてきました。2000m以上の重賞5勝と実績は上位で、今回も条件はベスト。ハシルショウグン以来のこのレース連覇がかかる1戦で、今年も衰えがなければ期待がかかる1頭です。
3歳から毎年重賞を勝利しているランリョウオーも魅力ある1頭となっており、3歳時は雲取賞、4歳時は大井記念、東京記念、5歳時はブリリアントカップ、今年は金杯と勝利しており、6つ目のタイトル獲得に臨みます。
昨年無敗の三冠を記録したミックファイアが今年苦戦していることで世代レベルの問われる4歳勢からはヒーローコール、ナンセイホワイトが出走予定となっています。
特にナンセイホワイトは昨年の東京ダービーでミックファイア、ヒーローコールに及ばず3着健闘となりましたが、今年はブリリアントカップ3着で古馬相手にも崩れておらず、成長力に期待したい一頭です。
本番の帝王賞には中央馬の代表格であるウシュバテソーロ、レモンポップは参戦しないものと思われますが、前走の名古屋グランプリを大逃げで勝利した右回り巧者のノットゥルノや、坂井騎手を早々に確保している牝馬のグランブリッジなど、地方交流経験豊富な馬たちが今年も参戦予定なだけに、迎え撃つ地方勢にも高いレベルが求められる一戦です。