【加付式“連番の法則”】ダービー卿CTなど先週の回顧・検証
新型コロナウイルス、ついに「JRA職員が感染!」というショッキングなニュースが流れたのは、4月19日までの無観客開催継続を発表して迎えた競馬開催日の4日(土)。当該職員が「調整ルーム」勤務した前週の阪神競馬場で“接触した”とされる3騎手が急遽乗り替わりとなった。
C.ルメール騎手がドバイから帰国した際、“4月5日まで待機”と騎乗を認めないのは「騎手や関係者から感染者が出れば、開催継続が危ぶまれるため・・・」とのことから、ファンは“今後の開催”を心配したが、その後、3騎手については「保健所から“濃厚接触者にはあたらない”とされた」ことを受け、JRAは「安全な競馬開催に影響は無いと判断し、今のところ19日までの無観客開催は、予定通り継続予定」と発表。
ただ、この原稿書き上げ間近の月曜夜には「(前記感染職員と行動を共にした経緯ありの)京都競馬場勤務のJRA職員2名も感染!」との報が入り、さらに「政府が明日にも“緊急事態宣言”」の報道もあり、予断を許さない状況に変わりはない。
では、先週の“連番の法則”を振り返ろう。
前回でメインレースでの「ALL(すべて)連番」が途切れたが、先週再び土曜メイン「ダービー卿チャレンジトロフィー」で出現。途切れる前の3週連続と合わせると「5週中4週」のメインレースで出現している。
その他「一組連番」からは600万馬券、また「同番」からも250万馬券が出現など、先週も“連番の法則”は“高確率”、“高配当”を多数記録した。検証結果に納得いただけたなら、是非とも試していただきたいと思う。
では、先週の結果を振り返ってみよう。まず、結果は下表のとおり。
- | 中山 | 阪神 | 合計 | 出現率(%) |
---|---|---|---|---|
ALL連番 | 2 | 1 | 3 | 12.5 |
一組連番 | 6 | 6 | 12 | 50.0 |
同番 | 0 | 1 | 1 | 4.2 |
合計 | 8 | 8 | - | - |
出現率(%) | 66.7 | 66.7 | - | - |
- | 中山 | 阪神 | 合計 | 出現率(%) |
---|---|---|---|---|
ALL連番 | 0 | 2 | 2 | 8.3 |
一組連番 | 4 | 3 | 7 | 29.2 |
同番 | 2 | 2 | 4 | 16.7 |
合計 | 6 | 7 | - | - |
出現率(%) | 50.0 | 58.3 | - | - |
全場(先週は2場)で平均的に常に“高確率”を誇る「一組連番」だが、日曜は約3割とやや低めの出現であった。ただ日曜は、「ALL連番」と「同番」が多く出現し、“連番の法則”トータルでは5割を超えた。土曜にいたっては「一組連番」がいつも通り5割出現し、さらに「ALL連番」「同番」も多く出たため2場ともに5割超え(.667)。“高配当”も法則すべて((ALL・一組連番・同番)で出現し、「“連番の法則”の威力をまさにお見せできた週となった!」と自負している。
“高確率”「一組連番」の出現回数は、土日で19回。10万円以上(3連単)の配当は4回、内1~3番人気との連番が各々1回ずつの3回で、比較的狙い易い組み合わせであった。ただ、日曜最終Rの600万馬券は、当然ながら3頭すべて2桁人気で、「一組連番」も12番人気(3番)16番人気(14番)。さすがにこれは、人気馬軸では取れない馬券だが、大穴党で「3番」もしくは「14番」に狙いをつけられたならば、「“両脇馬番”を抑えて“総流し”」すれば、夢馬券も「夢ではなくなる」法則である、と憶えておいてほしい。
「同番」の出現回数は、土日通算で5回。日曜阪神1Rでは、256万の大万馬券も出現。組み合わせも“中穴”5番人気(6番)との同番(12番人気(16番))であった。同番狙いをして頂ければ、「一組連番」の600万よりも、さらに「夢ではない」夢馬券を手に出来た検証結果であった。
その他4回も、すべて万馬券。特に日曜中山10Rは、1・2番人気の「同番(2番、12番)」でありつつ「一組連番(11番)」でもあり、2番人気→1番人気→12番人気決着で、配当は5.7万。同番狙いなら、充分に手に出来たレースであろう。
さて、先週はまったく“出番なし”であった「ALL連番」。その反動か、先週は通算5回と多数出現。3週連続の後、先週で途切れたメインレースでも前記通り土曜メイン「ダービー卿チャレンジトロフィー」で出現。3頭中2頭が中穴人気で、4番人気(4番)→13番人気(5番)→5番人気(6番)。3連複約7万、3連単は約40万配当となった。(筆者は馬単しか購入しなかったレースだが、4番本命の両脇馬番(5番)で配当3.8万)
その他4回は、すべて1~2番人気からの「ALL連番」で、3連単配当はすべて万馬券(約1万~14万)。
先週、一度も出現しなくても「“一番お勧めの法則”に変わりはない!」と書いて、すぐに結果をお見せできて、ホッとした次第である。
さらに今回は、今年に入ってからの「重賞レース」での“連番の法則”の出現率を下記に示しておこう。
- | ALL連番 | 一組連番 | 同番 |
---|---|---|---|
回数 | 6 | 11 | 3 |
出現率(%) | 15.8 | 28.9 | 7.9 |
馬券予想や組み立ては、人それぞれ千差万別。近走成績や指数、馬場適正やレース展開などなど、軸馬選定は今まで通り貴方次第で良いのです。
是非とも、この「先週の出現確率」を参考に、そして上記「重賞レース」の出現確率に納得いただけたなら、メインの「重賞レースから・・・」でもよいので、「加付式連番の法則」を「諦めず、次だ、次だ・・・」と試していただきたい。