【JRA中山金杯2023予想】狙い目の〝穴馬〟は?長期休養明け3戦目の実力馬!

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あけましておめでとうございます。2023年の中央競馬の開幕です。今年最初の重賞は中山金杯です。

もう定番とも言える「金杯で乾杯」を今年こそ果たしたいところですが、タフな中山の2000mが舞台という点に加えてハンデ戦と、レースの難解ぶりは極まりありません。

狙い目の1頭として今回注目しているのは、5歳牡馬のワンダフルタウンです。

3歳時は京都2歳ステークスを制し、4歳時には青葉賞を快勝した重賞2勝馬です。メンバーの中では実績上位の存在です。ただ、脚部不安のために3歳秋からは1年間休養を余儀なくされており、昨年秋に復帰したものの2戦して12着、8着と近走は成績が芳しくありません。重賞2勝馬でハンデもトップハンデの58kgというのが懸念されてか、前評判はやや低めです。

2走前の復帰戦、カシオペアステークスでの勝ち馬との着差は0秒8差。伸びない内をじわじわ伸びるも届かず12着に敗退という内容。続く前走の中日新聞杯では内で詰まり気味で進路を外に変えるロスの中、伸び負けしての8着で、勝ち馬との差は0秒4差でした。タラレバになってしまいますが、カシオペアステークスはもう少し外をまわれていたら、中日新聞杯もロスが無ければ、上位争いには参加できた可能性は高いとも感じます。

また、いずれもハンデが58kg、57kgで一番重い斤量だっただけに、ちょっとしたロスも大きく影響していた可能性もあります。今回もまた58kgで一番重い斤量はなりますが、本来まだハンデも軽くなりがちな4歳馬が実績がある馬が多いせいかまあまあな斤量を背負っており、他馬との斤量を見比べると有力馬との斤量差は近2戦よりは少なくなっている印象も受けます。

人気上位組も付け入る隙は十分といったメンバー構成となっており、ワンダフルタウンなら穴を開けられるチャンスは十分と感じます。ということで2023年最初の重賞・中山金杯は、長期休養明け3戦目の実力馬、ワンダフルタウンがその実力を再認識させてくれる走りを見せてくれることに期待したいと思います。