【シルクロードS予想2026】本格化気配のレイピア、今の京都はベスト舞台
公開: 2026/01/28 15:19

京都競馬の日曜メインは、高松宮記念へ直結する重要な前哨戦「シルクロードステークス」が開催。スプリント路線の精鋭が集う一戦で、主役候補として注目すべき存在がレイピアである。
前走の京阪杯では4着。結果だけ見れば惜敗だが、内容は高く評価できる。スタート直後に内外から挟まれて後方へ下がる形となり、レースラップは11.9-10.3-10.5と前半から速い流れ。それでも実際はイン前有利の競馬となり、差し勢には厳しい展開だった。直線では前が詰まり、進路確保に手間取るロスもありながら、最後はしぶとく脚を伸ばした。2着がG1馬、3着もG1好走歴のある実力馬というメンバー構成を考えれば、重賞でも十分戦える力を示した内容である。中竹和也調教師が「完成してきた」と語る通り、体つきもスプリンターらしくなり、本格化ムードを漂わせている。
また、京都芝1200mへの適性も証明済み。昨年の葵ステークスではスタート直後に接触不利を受けて位置取りを下げ、さらに3~4コーナーで外を回るロスがありながらも豪快に追い込んでの3着好走。馬体重500kgのパワーを生かした末脚は、負けて強しの内容だった。持ち時計の面で前半が極端に速いと置かれる傾向はあるものの、今の荒れた京都の馬場は歓迎材料であり、パワー型の同馬にはむしろ好都合となる。
父はスプリンターズステークスを制したタワーオブロンドン。4歳秋にG1制覇を成し遂げた父同様、ここからの成長曲線にも期待が持てる。自在性も高く、逃げても差しても競馬ができる点は大きな武器だ。昨年は9戦4勝と使い詰めだった反動が鍵となるが、能力全開なら京阪杯組からの逆転は十分可能。最強4歳世代の勢いを背に、重賞初制覇へ手が届く位置にいる存在として注視したい。

