【中山牝馬S予想2018】レイホーロマンス飛び級で重賞初勝利へ!
前走着順のよかった馬は人気を受けやすい傾向がありますが、全てがそうとは限りません。例えば一挙にクラスをステップアップした場合などですが、今年はこの格上挑戦がトレンドとなっています。
1月の日経新春杯では1000万条件を人気薄で勝ち上がったガンコが準オープン、オープン、G3をスキップしていきなりのG2挑戦をし3着と健闘しました。翌月に改めて自己条件の準オープンへ出走すると見事一発勝ち上がり。格より調子というのは夏競馬の牝馬に言われることですが、こうしてみると普遍性のある格言なのかもしれません。
そして、中山牝馬ステークスに出走するレイホーロマンスがこのガンコに通ずる戦績をもって出走してきます。前々走は1000万条件を優勝して、前走でG3愛知杯に挑戦し11番人気で2着まで食い込みました。ここまでの戦績を振り返っても安定感のある競馬が続いているレイホーロマンスですが、11番人気となったのはやはり格上挑戦であったことが大きな要因となっているのは間違いないでしょう。
ただ、兄スズカデヴィアスを見ても古馬になってからの伸び代に期待できる血統でもあります。父のハービンジャーの昨年暮れの戦績は言わずもがな。二匹目のドジョウを狙える下地は備えております。
牝馬限定のハンデ戦ということで穴を狙いたいところでしたが、前日オッズでは単勝一番人気。鞍上は重賞未勝利の岩崎騎手が継続騎乗ということ最終オッズはどうなるかわかりませんが、前走愛知杯組が大半の中、半馬身敗れたエテルナミノルとは更に1kgの斤量差をもらい逆転の目も十分、母系の成長力で鞍上の岩崎騎手ともども重賞初勝利をもぎ取ってもらいたいです。