【白富士S予想2016】土曜メーン注目の3頭

今週末は30日(土)から東京競馬場が開催。土曜のメーンは「白富士ステークス」。東京では歴の長いレースで年始の東京開幕と言えば翌日の根岸Sを前にまずはここから勝負だ。

登録馬には今年早くも2走目となるアドマイヤフライトの名前が。前走は17日に京都で開催された日経新春杯(G2)に出走。主戦騎手の福永祐一騎手に変わって岩田康誠騎手がテン乗り(初めての騎乗)で騎乗したが、結果は見せ場の無い8着に敗れている。今回三浦皇成騎手で想定されているが、そうなれば新たなコンビのシナジーにも期待できるかも…と言いたいところだが、人馬ともに一時の勢いがないだけに重い印は打ちづらい。相手の格が下がる今、ここは勝ち負け必至である。

昨年末に帰厩して次走が気になっていたハギノハイブリッドは白富士Sに登録してきた。前走は11月のカシオペアSで直線粘るも4着に惜敗。今回距離を2000mに伸ばして東京の舞台に挑戦。前走は瞬発力勝負でも分が悪く、4コーナーでも進路取りが甘く他馬に有利な体勢を取られてしまった。課題の残るレースとなってしまったがそれでも4着に食い込んでくる力はある。状態や枠など条件が良ければまだまだ期待はできる一頭だ。

現在3戦連続で3着入着しているファントムライトも気になる一頭。前走の福島記念(G3)では直線を上がり最速の脚でなんとか3着に滑り込みセーフ。2走前も直線序盤は前が開かず抜け出せずにいたが、外へ出してなんとか3着に。とういう具合になんだかんだで馬券にはしっかり絡む仕事人。通算20戦のうち掲示板(5着以内)を外したのは3戦のみと大負けが少なく、なんとも馬主孝行な馬である。しっかり休んで望む今回も仕事をしてくれるに違いない。

東京は金曜日から天気予報が雨となっており、週末も雨模様で天気の崩れが予想される。馬場状態や各馬の道悪適性なども含めてレースを考察したい。