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【JRA】石神深一騎手が引退を発表、今後は調教助手へ

公開: 2026/04/08 13:44

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【JRA】石神深一騎手が引退を発表、今後は調教助手へ

JRAは4月8日、石神深一騎手(43、美浦・フリー)から騎手免許の取り消し申請があったことを発表し、同月30日付で引退することが決定した。引退後は柄崎将寿厩舎で調教助手として新たな道を歩む。

石神深一は2001年3月、美浦・成宮明光厩舎所属としてデビュー。通算4096戦218勝を挙げ、特に障害競走で卓越した実績を残した。障害では1390戦148勝をマークし、障害G1・11勝を含む重賞26勝を記録。名ジャンパーとして知られるオジュウチョウサンの主戦騎手として長年コンビを組み、障害界を牽引してきた存在である。

直近では4日に中山競馬場で行われた障害未勝利戦をミレニアムヒロインで制し、今年3勝目を挙げていた。最後まで第一線で結果を残し続けたままの引退となる。

引退セレモニーは4月18日、中山グランドジャンプ当日の最終レース終了後(16時45分頃)に中山競馬場ウイナーズサークルで実施される予定で、JRA公式YouTubeチャンネルでのライブ配信に加え、グリーンチャンネルやBSイレブンでも放送される。また、4月11日から19日にかけては中山競馬場内でメモリアル展示も開催される。

石神の背中を追う存在も現れている。長男の石神深道騎手(20、美浦・和田郎)は2024年3月にデビューし、すでに騎手としての道を歩み始めている。さらに次男の龍貴さん(17)も競馬学校騎手課程に合格し、7日に入学式を迎えた。親子二代、そして三代へと続く競馬一家として、新たな歴史を刻みつつある。

深道騎手は父の引退について「昨年から少しずつ聞いていた。障害界に父がいなくなるのは寂しい」と率直な思いを語りつつも、「父が決めたこと。これからも競馬を教えてもらいたい」と尊敬の念を口にした。

長年にわたり障害競走の第一線で活躍し続けた石神深一。その功績は計り知れず、日本の障害競馬史に名を刻む存在と言って良い。騎手としての幕を下ろす一方で、今後は育成という新たな立場から競馬界を支えていくことになる。長きにわたる現役生活に終止符を打つその日、ファンとともにその功績を称える舞台が用意されている。石神深一騎手、お疲れさまでした。

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