【秋華賞2015予想】コース適正重視でアースライズの3度目の正直に期待!
2015年10月18日(日)京都競馬場では3歳牝馬三冠最後のレースである秋華賞が開催されます。一般にはトライアルであるローズSから出走した馬の勝率の高さから優先出走馬の優位性が説かれるケースが多いのですが、いくら本番直結とは言え阪神外回り1800mと京都内回り2000mでは条件が違いすぎます。
ならばこれは単に強い馬がローズSに出走しているからにすぎないのではないか?それなら好配当を狙うなら京都2000mの適正をしっかり見極める必要がありそうです。
そんな中、狙ってみたくなるのがアースライズです。この馬はフラワーカップ2着にオークス4着という実績があるように、決して弱い馬ではありません。でもここ2戦いずれも3番人気ながら先行して伸びずに敗退とよろしくありません。恐らく今回もオークス時の13番人気ほどではなくてもかなり人気が落ちてくるでしょう。まさにそこが狙い目なのです。
この馬が好走したフラワーカップ2着とオークス4着はいずれも差しレースでした。ところがここ2戦は先行して伸びずでの結果です。厩舎側もオークスのような競馬を、と言っているぐらいですから戦法面は好走気配です。そして先に言いましたが、京都内回り2000mというこの条件、適性はやはり素直に2000m適正と言ってもいいでしょう。ただまだまだ経験の少ない3歳牝馬、2000m自体の経験がものをいうでしょうから出走予定馬の中で唯一過去2戦2000mを走っているアースライズは距離面でも好走気配が十分なのです。
秋華賞は、恐らくローズSで2着のオークス馬ミッキークイーンを中心に、ローズSを勝ったタッチングスピーチ、3着で良血馬のトーセンビクトリー、その他に桜花賞馬のレッツゴードンキ、クイーンズリング、アンドリエッテ上位人気はほぼローズS組で占められることでしょう。しかしこの中でさえ芝2000mを経験しているのはトーセンビクトリーとミッキークイーンの2頭しかいないのです。騎手の腕も大きいでしょうが、この2000mという距離だからこそアースライズが食い込んでくる余地があると言えるのです。2000mの秋華賞、人気は無くてもアースライズが2000m3度目の正直で激走があるかもしれません。