JRAセントライト記念(2022)のサインは“イギリス新国王即位”!推奨馬2頭とは?
今週末は19日が敬老の日ということで、3連休を取る方々も多いのではないでしょうか。台風が近づいているため地域によっては外出を楽しむといったことが厳しいところもあると思いますが、そんな時は家でゆっくり競馬を楽しむのも休日を楽しむ一つの手段と言えるでしょう。
月・祝日は中山競馬場で菊花賞トライアルとなる「セントライト記念」が開催。クラシック最終戦へ向けた秋の始動戦として参戦する馬も多く、見逃せない一戦となります。
さて、今回も同レースをサイン理論で予想していきたいと思いますが、今回取り上げたいサインは「英国新国王即位」です。先週8日、英国のエリザベス女王がお亡くなりになられました。10日には英国王室の諮問機関による王位継承評議会が開かれ、新国王チャールズ3世が正式に即位を宣誓しました。今回は「イギリス」「王室」「国王」「女王」といったキーワードをサインとし、サイン馬を選出していきたいと思います。
1頭目のサイン馬は「キングズパレス」です。馬名の意味は「王宮」。エリザベス女王の長年の住まいであったバッキンガム宮殿はロンドン最大の王宮ということで、サイン馬にはピッタリではないでしょうか。
今年4月に未勝利を勝利すると、続くリステッド競走のプリンシパルSではメンバー上がり最速33秒8の末脚で伸びて2着に好走。続く前走の1勝クラスも上がり2位の33秒6の脚で差し切り快勝。1800mでデビューしてから徐々に距離を延ばしていき、前走は初の2400mにもしっかり対応して差し切ってと、中距離戦線への高い適性を示しました。中山2200mは未勝利で勝っていますし、この時の勝ち時計は2分14秒9と優秀で、上がりもメンバー最速の35秒3と時計的には十分通用しそうな気配です。人気的には伏兵的な立場での参戦となりそうですが、穴をあけそうな1頭としても注目したいところです。
続いてのサイン馬は「ローシャムパーク」です。馬名の意味は「イギリスの風景式庭園」で、イギリス関連で選出。前走は中山2000mの1勝クラス、山藤賞をメンバー最速の上がり35秒6を脚を繰り出し、7馬身差を快勝とインパクトのある勝ちっぷりでした。2走前、東京の1800mの未勝利戦でも好位から抜け出す正攻法の競馬で快勝と、近2戦の勝ちっぷりは優秀。やや気性面の難しさもありそうで、この点はレース当日もネックとなってきそうですが、これまでの勝ちっぷりを見ると不安よりも期待の方が増す1頭。当日も人気しそうですが、馬の力を考えればここは素直に買っておくのが妥当でしょう。
ということで今年のセントライト記念は「キングズパレス」と「ローシャムパーク」の2頭をサイン馬として有力視したいと思います。今回もコジツケばかりでかなり無理やりな予想となってしまいましたが、色んな予想の楽しみ方があるという事でご容赦いただきたいと思います。