【ターコイズS予想2016】南関東3年連続リーディングを狙う森泰斗騎手がペイシャフェリスの激走をエスコート!

牝馬オープンハンデ戦となるターコイズステークス。レースとしては昨年から始まり2回目となるレースですが、その昨年は3連単295万超えと言う大波乱の結果となりました。ただでさえ、牝馬限定戦で荒れやすい雰囲気がある中、ハンデ戦でかつレースの初回が大荒れとなれば、荒れるレースとして定着する可能性は大と言えそうです。

そんなターコイズステークスで今年波乱を演出しそうなのがペイシャフェリスです。ペイシャフェリスは3歳時にはクラシック3戦(桜花賞、オークス、秋華賞)全てに出走したほどの馬ですが、5歳となった2016年の成績は、11戦して1勝のみで2着3着ところか掲示板にも1勝以外には1回のみと成績的にはあまり良くない1年でした。そんな馬が今回波乱を演出しそうな予感がする理由が2つあります。

牝馬限定路線ではない

まずその1つが、今年の11戦は1600万とオープン戦でいずれも牡馬と一緒に走っているレースだということです。基本的には、よほどの名牝と呼ばれるような牝馬でない限りは牡馬の方が強いものです。それを証明するかのように、桜花賞などはそれまでに牡馬とレースを走ってきていた馬の方が好走する傾向がありますし、年末の有馬記念の出走予定馬を見ても18頭中牝馬は3頭しかいません。

となると、牝馬限定戦よりも牡牝馬混合戦の方がレベルが高いと言えるでしょう。そう考えると牡牝馬混合戦を走ってきた馬というのは、常に強い相手とレースをしてきたということであり、その間成績が悪いと言ってもレベルの問題で牝馬限定戦となれば別の結果となっても不思議ではないのです。ですから重賞を含めて牡牝混合戦を走ってきたペイシャフェリスは、限定戦になれば成績が良くなることは必至と言えるのです。

鞍上に迎えるは森泰斗騎手

森泰斗騎手って誰?と言われる方もいらっしゃるでしょうが、森泰斗騎手は地方の騎手で大井競馬などのある南関東競馬所属の騎手で2014年から2年連続リーディング1位で今年もこれまでリーディング1位となっているすごい騎手なのです。

これまで中央競馬で62戦に乗って2勝2着2回で勝率3.2%、連対率6.5%とちょっと残念な結果に終わっています。しかし今では中央競馬のリーディング1位となっている戸崎騎手も、元は南関東競馬出身の騎手。南関東でリーディング1位になったのちにチャレンジした中央競馬でしたが、最初はなかなか成績が伸びませんでした。それが慣れてくるとさすがリーディング1位の実績は伊達ではなく中央競馬出身ジョッキーを凌ぐまでとなったのです。

それだけに、森泰斗騎手も慣れてくれば中央競馬でも間違いなく結果を残してくるでしょうし、そのきっかけが今回のターコイズステークスになるかもしれないのです。

南関東競馬のリーディング1位は伊達ではありません。今こそ、リーディング1位の森泰斗騎手の実力を発揮してくれることでしょう。そして森泰斗騎手のエスコートで相手が有利になったペイシャフェリスが激走してくれることでしょう。