【阪神JF予想2021】実績過小評価のナムラ2頭に馬券妙味ありか?

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今週日曜阪神メインレースは2歳牝馬女王決定戦の阪神ジュベナイルフィリーズです。

過去10年の勝ち馬をみるとそうそうたるメンバーが名を連ねており、2015年のメジャーエンブレム、2016年のソウルスターリング、2017年のラッキーライラック、2018年のダノンファンタジー、2019年のレシステンシア、そして昨年のソダシと、いずれも翌年以降も活躍を見せている馬たちが多く、2歳戦に求められがちな早熟性のみでは勝てないレースとなっており、今年の勝ち馬にも来年以降の活躍を期待したいレースとなっています。

注目は武兄弟がタッグでG1制覇を狙うウォーターナビレラが筆頭といえるでしょう。父は新種牡馬のシルバーステートで、武幸四郎厩舎の馬に兄の武豊騎手が乗ってG1に挑むというのは競馬ファンにとってはたまらない魅力といえそうです。

3戦3勝の中身も濃く、1600mも克服済みということもあり4連勝なるかももちろんですが、底知れぬポテンシャルを秘めたまま引退となったシルバーステートも、G1の舞台にはたどり着けなかっただけに娘にかかる期待も大きいのではないでしょうか。

アルテミスS勝ちから挑むサークルオブライフや2着に負けたものの先行力が魅力のベルクレスタなど、東京の芝1600mを克服している馬たちは今回のみならず先々も強敵となりそうですが、穴で期待したいのはナムラクレア、ナムラリコリスの冠ナムラの両頭です。

いずれも芝マイルを克服できるかが鍵となりますが、重賞で勝ち負けを演じているだけにポテンシャルは高いものを持っており、それぞれ乗りなれている浜中騎手、泉谷騎手が引き続き騎乗するのも強味です。

距離延長が嫌われることも予想され、実績に反してオッズはそこまで上がってこないと思わえるだけに、穴馬で狙ってみたいですね。