【報知グランプリカップ2018】地元・船橋圧倒の傾向は続くのか?

2月7日(水)船橋競馬場のメインは、第54回報知グランプリカップ。地元重賞の一戦ですが、あまり地方競馬に興味のない方でも「おっ!」と思う馬も出てきています。かなりの豪華メンバーですよ。

まずは①番ロワジャルダン。JRA6勝、G3みやこSも制した重賞ウイナーで、GIでも見せ場を作っていたほどの馬ですから、記憶にある方も多いかと思います。前走は移籍緒戦を2着と好走。勝ち馬が先日の根岸Sにも出走していたブルドッグボスですから、好発進としていいでしょう。

続いて⑩番リッカルドも、JRA在籍時に重賞エルムSを制した実力馬。今回が移籍緒戦となりますが、前走のポルックスSでは58キロを背負っての4着と良化の兆しも見せていました。もうひと花があっても驚けません。

⑥番フィールザスマートも、元JRAオープン馬。重賞勝ちこそありませんでしたが、ジャパンダートダービー、名古屋大賞典3着など重賞戦線で活躍しました。こちらももうひと花を期待しての移籍。前走3着と次に繋がる競馬を見せてくれました。

JRA重賞を制したこの3頭での決着となっても納得ですが、実はこの報知グランプリカップには「鉄板」に近いデータが存在するのです。それは「地元・船橋勢が強い」ということです。

過去10年の勝ち馬10頭を見てみると、船橋が7勝を挙げてダントツのトップ。川崎、浦和、小林(大井)が1勝ずつで、上位3頭30頭まで手を広げてみても、19頭が地元船橋所属。とにかく地元が強いんです。

今年は③番タイムズアロー、④番ポイントプラス、⑥番フィールザスマート、⑩番リッカルド、⑭番グレナディアースが地元馬。上位の2頭も含まれていますから、今年もこの傾向には逆らえない?かもしれませんね。