【日本テレビ盃2016予想】そろそろ勝利のほしいサウンドトゥルーと鞍上大野
美浦所属の大野拓弥騎手が現在正念場に立たされています。なぜ正念場なのか?近年充実してきたお手馬の中にホワイトフーガ、スノードラゴン、サウンドトゥルーの3頭の選りすぐりがいますが、ホワイトフーガは蛯名騎手へと乗り替わりとなり、スノードラゴンはダート短距離に出走など、ローテーションのせいもあるかもしれませんが、輝きを取り戻せないまま今年の競馬が続いています。
そして、9月28日(水)開催の日本テレビ盃(JpnⅡ・船橋)に登録しているサウンドトゥルーも、昨年暮れの東京大賞典を勝った後、今年は未勝利。人気を考えるとオッズなりの戦績は残していますが、オーナーサイド、厩舎サイドがどこまで満足しているかというのも重要なファクターになります。
今年使ったレースは川崎記念、かしわ記念、帝王賞と全てJpnⅠ。未勝利なのも仕方なしであり、今回の日本テレビ盃はこれまでと比べ一枚レベルの落ちるレース。あくまで秋のたたき台になりそうですが、馬や陣営にとってはそうだとしても、大野騎手からすれば、そろそろ結果を残さないとまずい。そういう意味で正念場なわけです。
今回こそはJpnⅡなので楽勝と行きたい所ですが、ダート転向後無敗のアウォーディーやフェブラリーS勝ち馬モーニンの参戦もあり、3強オッズを構成することになりそうです。相手関係も決して軽くないレースになりましたが、鞍上大野騎手の立場から、ここはぜひ勝って次のG1も手綱を、という流れを作りたいのではないでしょうか。