宝塚記念Vのタイトルホルダーは凱旋門賞へ直行
宝塚記念をレコードタイムで制し、ファン投票1位に応えてG1・V3を決めたタイトルホルダー(牡3、栗田徹厩舎)は、今後は1週間ほど厩舎で様子を見たあと、放牧でリフレッシュされる予定。
その後は、10月2日にフランスのパリロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞(G1、芝2400m)へ向けて調整されていく見通しだ。同馬を管理する栗田調教師は「こちらである程度仕上げて、直行の形になるでしょう」とコメントしており、直行プランが濃厚だ。また、7月中には栗田師自身が一度渡仏し、現地を視察して滞在先などを決定する予定だという。
宝塚記念快勝後、タイトルホルダーはイギリスの大手ブックメーカー「William Hill」で15倍のオッズに推されており、現在7番人気となっている(6/29時点)。1969年のスピードシンボリから延べ29頭もの有力日本馬が挑戦し、その壁にはね返されてきた。破竹の勢いで世界の頂点も獲るのかに注目だ。