素質馬揃いの東京スポーツ杯2歳ステークス、ハーツクライ産駒のキラージョーが連勝だ!

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歴代勝ち馬のほとんどがクラシック路線で活躍している東京スポーツ杯2歳ステークス。今年もなかなかの素質馬揃いとなりました。その中で今回ぜひ狙いたいのがハーツクライ産駒のキラージョーです。キラージョーは、新馬戦で7番人気ながら逃げ切り勝ちを果たしました。データだけを見てしまうと、稍重の馬場で前半1000mを1分5秒というスローペースだったことで展開に恵まれた?と思われがちですが、実際にレースを見てみるとデータ以上にキラージョーが強かったことがわかります。

馬場も少し重たく、内が荒れていたので逃げたキラージョーも直線で少し外目に持ち出す競馬だったのですが、直線半ばで2着だったコラージェンの急追に合い、差されるか!と思ったところから、もう一伸び、いやもう二伸びをしたのです。

スローペースで逃げ馬が二の脚を使うことはよくあることですが、ほとんどの場合は前半の貯金で伸びて脚色が同じまま凌ぐというケースになります。ところがキラージョーの場合は、明らかにまたさらに伸びているのです。あのレースを見た限りは、かなりの素質馬に違いないのです。

そしてこの東京スポーツ杯2歳ステークスは、2戦2勝馬のロスカボス、プロディガルサン、そしてマイネルラフレシア、前走萩S組が人気になるでしょう。そうなるとキラージョーには人気がそこまで集まらないでしょう。それならば、まさに今回が買いと言えるのです。

そしてキラージョーは、このメンバー相手でも十分連勝する力を秘めていると思いますよ。