【ヴィクトリアマイル2024】1週前追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3を公開
古馬牝馬頂上決戦の「ヴィクトリアマイル」へ向けて各馬が1週前追い切りを終えてきました。今回は人気が予想される有力馬3頭の1週前追い切りを取り上げましたので、予想の際にお役立てください。
マスクトディーヴァ(牝4、辻野泰之厩舎)
5/1(水)栗東・CW(良)6F84.7-5F66.9-4F52.1-3F37.9-1F11.5(馬なり)
栗東CWコースで3頭併せ。3歳未勝利の僚馬ブリックワークと古馬2勝クラスのロードオルデンを余裕を持って追走し、馬なりのまま直線入口で並びかけると、ラスト1Fは11秒5の脚で加速し、ブリックワークと併入、ロードオルデンに先着してゴールしました。放牧を挟んだ中4週のローテーションでダメージもなく、前走まで課題として挙げられていたゲートも克服。ここまでいたって順調にきており、万全の態勢を整えてきています。
ウンブライル(牝4、木村哲也厩舎)
5/1(水)美浦・W(重)7F98.4-1F11.0(強め)
美浦のWコースで2頭併せ。古馬オープンの僚馬ヒップホップソウルを追走し、直線は強めに追われてラスト1F11秒0をマークして併入しました。追い切りでは毎回しまいは11秒台をマークしてきますが、今回は長めに追われながらもラスト1Fは過去最速の11秒0をマークと持ち前の末脚は健在。早めにスピードにのせて持続力のある末脚で引き出すのが同馬の好走パターンで、今回は好走を十分にイメージできる追い切りを消化できたという印象です。強めに追われて併せ馬に遅れた前走よりも追い切りの内容は良く、上積みも期待できそうです。
モリアーナ(牝4、武藤善則厩舎)
5/1(水)美浦・W(重)6F80.7-5F65.1-4F50.6-3F36.6-1F11.3(馬なり)
美浦のWコースで単走。前半から良いラップを刻みつつ脚を溜め、徐々にピッチを上げて手応え良く直線を向くと、ラスト1Fは11秒3の好時計をマークしてゴールしました。道中の折り合いもスムーズで、先週の2週前もWコースでしまい重点に追われて5F67.5-1F11.4の好時計をマークと、早くから好調ぶりをアピール。前走の阪神牝馬Sの追い切りも速い時計を出して3着に好走しており、近走は好調気配を漂わせています。前走の好走ぶりからもマイルはやはりベスト距離という印象で、引き続きマイル戦となるここは十分に力を発揮できそうです。