【鶴ヶ城ステークス予想2023】陣営の思惑もあり？〝危険な人気馬〟と〝注目の穴馬〟を公開

今週土曜福島メインレースはダート1700mで行われる3歳以上3勝クラスの特別戦「鶴ヶ城S」が開催です。オッズが割れそうな今年は大混戦の気配が漂います。

タイトルホルダーが勝利した2021年の菊花賞にも出走していたエアサージュも参戦予定となっていますが、本来なら芝中距離以上を主戦場としたい戦績ながらここへ参戦してきたのは、前走の但馬S後に脚部不安で長期休養となっており、復帰初戦は負荷が少ないダートを選択した陣営の思惑もありそうで、実績からも上位人気が想定されていますが、危険な人気馬になるかもしれません。

またダート1400mで良績を残してきたカレンブラックヒル産駒のカズプレストは、2勝クラスまでは安定感ある走りができていたものの、前走は休み明けとはいえ二桁着順と敗退しており、このクラスの壁を突破するにはもう少し経験が必要かもしれず、小回りコースだけに先行力は魅力ですが、こちらもあまり人気を背負うようなら危険かもしれません。

そこで今回は展開次第かつ小回りコースで追い込みということもあり、人気を落としそうなサトノスライヴに注目しました。

石橋脩騎手が騎乗予定となっており、前走二桁着順はカズプレストと同様ですが、ダート1800m戦に慣れていることもあり、前が激しくなるようなら出番があるかもしれません。

また、現級の馬に不安材料が多いだけに、上がり馬で人気にはなるでしょうが、ドレフォン産駒のスノーグレースも魅力ある1頭です。

夏は格より調子ということもあり、牝馬で牡馬58kgに対して56kgの恩恵も大きく、クラスの壁を乗り越えあっさり連勝で通過して重賞参戦という芽も出てくるかもしれません。