【ヴィクトリアマイル予想】上位人気を中心視しつつヒモ荒れを警戒すべき理由とは?
公開: 2026/05/16 05:00

春の牝馬マイル王決定戦である「ヴィクトリアマイル」が東京競馬場芝1600mを舞台に行われる。一昨年は大波乱となったが、基本的には大荒れよりも人気サイドが力を発揮しやすいG1として知られている。今年も実績馬中心の争いとなりそうだ。
過去5年のデータを見ると、1番人気は4回馬券圏内に好走。さらに直近4年では4番人気が連続で連対しており、上位人気馬の信頼度は高い。
そのため今年も1番人気、もしくは4番人気想定の馬を軸に据え、そこから気になる伏兵へ流す馬券戦略が有効となりそうだ。また、相手候補についても極端な人気薄よりは、10番人気以内の馬を重視したい。
年齢別では一昨年に6歳馬が活躍したものの、中心はやはり4歳馬と5歳馬。7歳以上になると好走例は少なく、一気に厳しいデータとなる。
ローテーション面では前走で上位人気に支持されていたことが重要なポイント。昨年のように前走勝ち馬が勢いそのままに結果を出すケースもあるが、基本的には前走敗戦からの巻き返しが目立つレースとなっている。
また、前走で使われるレースもG1級の有力路線ばかり。今後は海外遠征帰り、特にサウジ帰りのローテーションも定番化していく可能性がありそうだ。
脚質面では差し・追い込み勢がやや優勢。直線の長い東京コースらしく、最後に確実な末脚を使える馬が浮上しやすい。今年もルメール騎手の存在感には警戒が必要だろう。
そんな中で注目したいのが、まずクイーンズウォークだ。
昨年のヴィクトリアマイル2着馬であり、牝馬同士だけでなく牡馬相手の中距離戦でも互角に戦ってきた実力馬。さらにクイーンCを制した東京マイルはベスト舞台と言える。
続いてエンブロイダリー。2000m以下の牝馬限定戦ではトップクラスの能力を誇る存在であり、能力比較なら上位評価は避けられない。ただし、その分人気も集まりそうで、配当妙味とのバランスが鍵となる。
ラヴァンダも面白い存在だ。東京芝2000m以下では安定した好走を続けており、秋華賞4着の実績からも能力は十分。展開ひとつでG1でも勝ち負け可能な1頭と言える。
そしてココナッツブラウンにも注目したい。昇級後5戦目となり、ここに来て本格化ムードが漂う。勢いを武器にG1タイトル奪取を狙う。
今年のヴィクトリアマイルも上位人気中心の決着を軸にしつつ、どの伏兵を組み込むかが馬券攻略のカギとなりそうだ。東京マイル適性と末脚性能を重視したい一戦である。

