【忘れな草賞2026予想】レダアトミカ✕津村明秀騎手、勝負気配は濃厚
公開: 2026/04/10 10:52

今週日曜の阪神競馬9レースは、芝2000mで争われる3歳牝馬限定のリステッド競走「忘れな草賞」が開催。かつては“残念桜花賞”とも呼ばれた一戦だが、現在はオークスを見据えた有力馬が集う重要なステップレースとして位置付けられている。
過去5年の傾向を見ると、逃げ馬には厳しい一方で先行馬が4勝を挙げており、好位で立ち回れる器用さが求められるレースである。極端な脚質よりも、流れに乗って直線でしぶとく脚を使えるタイプが結果を残している。
ローテーション別では、東京競馬場を使ってきた馬が2勝を挙げている点が目立つが、穴候補として注目したいのは中山競馬場組である。勝利こそないものの3着2回と善戦しており、条件替わりで一発を狙える存在といえる。
その中で注目したいのが、美浦・上原佑紀厩舎が管理するレダアトミカだ。デビューから2戦目の前走、中山芝2000mで未勝利を勝ち上がったばかりの身ながら、自己条件を使わずに関西遠征を選択してきた点からも陣営の勝負気配は濃厚である。鞍上には今年好調の津村明秀騎手を確保しており、戦績以上の上昇度を感じさせる。これまで芝1800m以上で使われてきたローテーションからも距離適性は高く、ここで連勝を決めてオークス戦線へ名乗りを上げる可能性は十分にあると言えよう。
一方、血統面から注目を集めるのがアドマイヤシュラだ。母は重賞勝ち馬アドマイヤミヤビ、父はエピファネイアという良血馬で、坂井瑠星騎手が引き続き手綱を取る予定。前走のエルフィンステークスでは2番人気に支持されながら4着と期待を裏切る形となったが、血統的には距離延長は歓迎材料。兄アドマイヤテラ同様、中距離以上で真価を発揮する可能性が高く、ここでの巻き返しを期待したい。
オークスを見据えた素質馬が揃うこの一戦。先行力を武器に押し切るか、それとも素質馬が一気に開花するか。クラシックへの切符を懸けた重要な一戦となる。

